【著作紹介】ハーバード式Zoom授業入門 オンライン学習を効果的に支援するガイド
[2021年7月更新]

著者:川瀬 晃弘(経済学部総合政策学科 教授) 【監訳】
今村 肇(国際学部グローバル・イノベーション学科 教授) 【共訳】
澤口 隆(経済学部経済学科 教授) 【共訳】
竹内 美紀(文学部国際文化コミュニケーション学科 准教授) 【共訳】
仲 綾子(ライフデザイン学部人間環境デザイン学科 准教授) 【共訳】
久松 佳彰(国際学部国際地域学科 教授) 【共訳】
藤原 喜仁(経営企画本部事務室初等中等教育課 課長補佐) 【共訳】
堀 ひかり(文学部国際文化コミュニケーション学科 准教授) 【共訳】
出版社:青弓社
出版年:2021年4月発行
ISBN:9784787234858
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内容:
ハーバード大学で教鞭を執り数々の教育賞を受賞している著者が、Zoomを使った授業方法の基礎から応用までを実践的にレクチャーする。初心者もベテランも、すべての教員や教育関係者に向けて、オンライン授業について具体的にガイドするZoom授業法の入門書。
教員メッセージ
2020年の春、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって否応なくオンライン授業に突入した東洋大学では、学部や学科を超えて教職員が結集し、より良い授業法を模索しました。そのなかで最も参考になったのが、ハーバード大学で公共政策を教えるダン・レヴィが、オンライン授業のために執筆した Teaching Effectively with Zoom でした。
単なるZoomの機能の解説に終始する本が多い中、本書には、「学生を学びの中心に据える」という確固とした教育的原理に基づいたうえで、「学生たちの主体的な学びのために、Zoomのどんな機能を使えばいいか」といった効果的なオンライン授業の具体的な事例が満載で、その琴線に触れたことが共訳書を生み出しました。
原書のサブタイトルは「学生を engage して学習を支援するための実用的なガイド」。Engageとは「引き込む」「魅了する」という意味で、学生たちが積極的に学びたくなるようなオンライン授業をデザインするための、新たなガイドブックが登場したといえます。
タイトルにはZoomと銘打たれているためZoomの利用法が主ですが、WebexやGoogle Meetなどの他のオンライン会議ツールでも簡単に応用できるようになっています。さらに一歩進んだオンライン授業の実践に向けて、ご一読いただければ幸いです。
[監訳者] 川瀬 晃弘(カワセ アキヒロ)
【経歴】
2019年04月 - 現在 東洋大学経済学部教授
2016年04月 - 現在 大阪大学大学院医学系研究科招聘准教授
2009年04月 - 2019年03月 東洋大学経済学部准教授
2011年09月 - 2012年08月 カリフォルニア大学サンディエゴ校経済学部訪問研究員
2007年04月 - 2009年03月 東洋大学経済学部講師
2005年04月 - 2007年03月 法政大学大学院エイジング総合研究所研究員
【学歴】
2000年 - 2005年 大阪大学大学院 経済学研究科
1995年 - 1999年 法政大学 経済学部
【受賞】
- 2015年11月 第11回「税に関する論文」奨励賞(納税協会連合会)
受賞者:川瀬 晃弘 - 2015年06月 第23回森嘉兵衛賞(法政大学経済学部同窓会)
受賞者:官僚行動の公共選択分析;編集委員会 - 2008年 日本計画行政学会論文賞
関連リンク
東洋大学研究者情報データベース(川瀬晃弘 教授)
総合政策学科教員紹介(川瀬 晃弘) | Toyo University
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