【著作紹介】小鳥が歌う ―古いポルトガル語による聖母マリアの詩
[2021年1月更新]
著者:菊地 章太(ライフデザイン学部健康スポーツ学科 教授)
出版社:春風社
出版年:2020年9月発行
ISBN:9784861106941
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内容:
中世イベリア半島の吟遊詩人らが作り歌った古ポルトガル語詩、カンティーガ。和訳と解説で、当時の人々の聖母への思いを汲みあげる。
目次
はじめに — トロバドールの芸術
第1部 世俗の詩
1.愛のささやきのカンティーガ
2.愛の哀しみのカンティーガ
3.旅の愁いのカンティーガ
4.聖母を慕うカンティーガ
第2部 信仰の詩
1.聖母のトロバドールとして
2.奇跡と巡礼のカンティーガ
3.王の生涯のカンティーガ
4.聖母の祝祭のカンティーガ
おわりに – 中世イベリアの聖母信仰
教員メッセージ
中世ポルトガル語の宗教詩のアンソロジーです。井上円了記念研究助成をいただいて出版することができました。教職員のみなさまに感謝いたします。
[著者] 菊地 章太(キクチ ノリタカ)
東洋大学 ライフデザイン学部 教授
1959年、横浜市生まれ。筑波大学卒業、トゥールーズ神学大学高等研究院留学、博士(文学)
【著書】
『奇跡の泉へ』(サンパウロ)
『ユダヤ教 キリスト教 イスラーム』(ちくま新書)
『エクスタシーの神学』(ちくま新書)
『悪魔という救い』(朝日新書)
『魔女とほうきと黒い猫』(角川ソフィア文庫)ほか多数。
関連リンク
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