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【著作紹介】篆刻鑑賞と分析のコツ ―深い理解が制作につながる

[2021年2月更新]

篆刻鑑賞と分析のコツ ―深い理解が制作につながる

川内 佑毅/号:伯豐(文学部日本文学文化学科 講師)
出版社:メイツユニバーサルコンテンツ
出版年:2020年10月発行
ISBN:9784780423389
所蔵館:所蔵を確認する

内容:
篆刻の鑑賞法にフォーカスし、作品づくりに役立つ鑑賞のポイントと制作のポイントを連動させて、作品例を多数紹介

 

教員メッセージ

篆刻(てんこく)は、文字を刻して印を作成する東アジアの伝統文化です。印鑑や判子と同列に見られがちですが、文字の字形や線質の美しさが要となることから、今日では書芸術の一ジャンルに位置づけられます。

本書は、篆刻の鑑賞と分析を主題とし、歴代の主要な印章・篆刻の作例を取りあげて、鑑賞の視点から美的特徴について簡略に解説した手引書になります。
本書では、篆刻の鑑賞について内容を以下の4つのカテゴリーに分類しています。
第1章:篆刻を鑑賞するうえで、抑えておきたいポイントを紹介。
第2章:中国の古印・篆刻について、古典である古璽印から歴史をたどり、現代への流れを紹介。
第3章:日本において、篆刻がどのように文化として発展したのか、その足跡や潮流を辿ります。
第4章:印に込められた思想や背景を紐解き、篆刻芸術の根底にある思想や作品効果について解説。
篆刻の鑑賞を主題とした書籍は大変少なく、新たな試みによる刊行物となっています。オールカラーで、精彩な図版と読みやすい文字サイズで、難解に感じられないよう配慮がされている点も特徴です。書道・篆刻のみならず、伝統文化に興味のある方はぜひ手にとって見てください。

なお、当書は以前出版した著書『思い通りに印を刻る 篆刻上達のコツ』の続編になります。

[著者] 川内 佑毅(カワウチ ユウキ)

川内佑毅先生

2005年東京学芸大学教育学部卒。2008年東京学芸大学大学院修了。2018年大東文化大学大学院修了。修士(教育学、東京学芸大学)、博士(書道学、大東文化大学)。2006年中国政府奨学生として中国・浙江大学に留学。首都圏高等学校芸術科書道講師、淑徳大学公開講座講師、大東文化大学講師などを経て2020年4月より現職。

日展入選作家。2012年、米国にて個展「ONWARDS!!The Calligraphic Life」(Ouchi Gallery、NY市)。 2013年、中国・西泠印社主催第8回篆刻芸術評展にて優秀賞を受賞。2018年、大東文化大学青山杉雨賞受賞。同年、謙慎書道会展特選謙慎賞受賞、読売書法展読売奨励賞受賞。2019年、韓国・全北ビエンナーレ招待出品。同年、読売書法展読売俊英賞受賞。

現在、謙慎書道会理事、読売書法会幹事、全日本篆刻連盟理事、文京区書道連盟理事ほか。著書に『思い通りに印を刻る 篆刻上達のコツ』(2015年、メイツ出版)がある。

【作品等】
婉転塵中(篆刻)
 芸術活動 改組第7回日本美術展覧会 2020年10月 -2020年11月
心随万境転(篆刻)
 芸術活動 改組第6回日本美術展覧会 2019年
絶塵網(篆刻)
 芸術活動 改組第5回 日本美術展覧会 2018年

 

関連リンク

東洋大学研究者情報データベース(川内 佑毅講師)
日本文学文化学科教員紹介(川内 佑毅)