【著作紹介】地域の危機・釜石の対応 ―多層化する構造

[2021年5月更新]

地域の危機・釜石の対応

著者:西野 淑美(社会学部社会学科 准教授) 【共著】
出版社:東京大学出版会
出版年:2020年6月発行
ISBN:9784130302173
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内容:
度重なる危機に対して,人びとがどのように向き合い,対応し,また対応しようとしているのかを,震災前から総合地域調査を続けている岩手県釜石市の事例に即して考えることで,地域固有の構造的問題を記憶の力に着目しつつ浮き彫りにする.特に記憶の継承が地域社会において果たす潜在的な力に着目する.

 

教員メッセージ

「住宅再建までの判断と道程―同じ町の人々の異なる8年間」という章を執筆しています。釜石市は2019年にラグビーワールドカップが開催されたことで知られていますが、東日本大震災後のかさ上げ工事に時間がかかり、ワールドカップの時点でも住宅再建が済んでいない方たちがいました。この章は、ある町内会の50世帯ほどの方々を、2012年から毎年追跡調査してインタビューを重ねた結果をまとめています。「被災者」とひとくくりにせず、それぞれの家族の事情や判断の積み重ねが町を作っていくことに、想像を働かせてみてください。

[著者] 西野 淑美(ニシノ ヨシミ)

西野 淑美先生

【経歴】
2013年04月 - 現在 東洋大学社会学部 社会学科准教授
2010年04月 - 2013年03月 東洋大学社会学部 社会学科講師
2008年04月 - 2010年03月 首都大学東京都市教養学部 都市政策コース助教
2007年 - 2008年 日本女子大学 人間社会学部社会福祉学科 助教
2004年 - 2007年 日本女子大学 人間社会学部社会福祉学科 助手
2000年 - 2003年 日本学術振興会 特別研究員

【学歴】
2000年 - 2004年 東京大学 総合文化研究科 国際社会科学専攻 相関社会科学コース 博士課程
1998年 - 2000年 東京大学 総合文化研究科 国際社会科学専攻 相関社会科学コース 修士課程
1994年 - 1998年 東京大学 教養学部 教養学科第三相関社会科学

 

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