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【著作紹介】基礎ゼミ 政治学

基礎ゼミ 政治学

著者:市川 顕(国際学部グローバル・イノベーション学科 准教授) 【共著】
出版社:世界思想社
出版年:2019年4月発行
価格:本体1,800円+税
ISBN:9784790717249
所蔵館:白山

内容:
さまざまな立場や意見を学び、思考を深めよう!

□ゲームを通じて、政治学を体験的に学ぶ
□仲間と議論して、多様な考え方を理解する
□日常に政治を見出し、問題を発見する
□ワークシートで、論点や意見を整理する

人数の多いほうが有利だとは限らない? 民意を大切にすべきなのはなぜ?
選挙・メディアなど身近な話題から貿易・環境など地球規模の課題まで、政治の営みをゲームやディベート、ディスカッションを通じて体験的に学べる入門書。

世界思想社の紹介ページ

教員メッセージ

 この本は、ただの教科書ではありません。読み、仲間とワークをし、その結果を反芻しながら、政治学の本質に迫るものです。文章は、高校生でも読めるレベルで書かれていますが、内容は現在進行形の、最先端の内容も含んでいます。
 利益団体、公共財、メディア、民主主義、多様性、平等、投票行動、制度、官僚と政治家、地方自治、国際政治史、戦争、自由貿易、地球温暖化など、扱うトピックは多岐にわたります。
 
ぜひ、大学1年生に手に取って読んでもらいたい一冊です。また、本学の教員の先生にも、ぜひゼミ等でお使いいただけると、学生の能動的な学習に貢献するものと確信します。
 

目次

はじめに
メインのワークのやり方

第Ⅰ部 社会と政治
第1章 日常に政治をみつけることができるか?
――市民生活と利益団体(福井英次郎)
第2章 だれが公共財を提供すべきか?
――政府・市場・ガバナンス(市川顕)
第3章 メディアは市民に影響を与えるのか?
――メディアの役割と影響力(岡田陽介)

第Ⅱ部 価値と政治
第4章 民意はなぜ尊重されるべきか?
――民主主義の価値(松元雅和)
第5章 多様性はどのように受け入れられるか?
――リベラリズム、寛容、多文化主義(沼尾恵)
第6章 ジェンダー平等をいかに実現するか?
――政治参加とポジティヴ・アクション(藤田智子)

第Ⅲ部 制度と政治
第7章 だれが、なぜ、政治に参加するのか?
――投票行動と政治参加(荒井紀一郎)
第8章 民主主義にはどのような制度があるのか?
――執政府-立法府関係と一票の格差(鎌原勇太)
第9章 国を治めるのはだれか?
――政治家と官僚(笹岡伸矢)
第10章 どこまでが地方の領分か?
――地方自治と分権改革(松尾秀哉)

第Ⅳ部 世界と政治
第11章 現代世界はどのようなものか?
――現代国際政治史(黒田友哉)
第12章 戦争はなぜ生じるのか?
――主権国家体制と安全保障(福井英次郎)
第13章 なぜFTA/EPAを進めるのか?
――自由貿易の推進と反発(武田健)
第14章 地球環境を守る政治はいかにして可能か?
――気候変動をめぐる取り組みを事例に(臼井陽一郎)

引用文献
あとがき
巻末資料
索引

[著者] 市川 顕(イチカワ アキラ)

市川顕先生 21世紀は環境の世紀といわれます。そして、持続可能な社会の構築は、現在の政治・経済・社会体制にとって大きな挑戦となっています。そこで求められていることは、①世代を超えた公平の達成、②自然環境をコストとして内部化した市場経済の達成、③自然に権利を与える法体系の達成、④グローバルから個人にいたるまでの多層にわたる環境改善への挑戦、⑤国際機関、国家から個人にいたるまでの多様なアクターの協働の達成、⑥他部門政策における環境配慮の統合の達成、でしょう。 私の研究活動においては、多層・多様なアクターによる持続可能な社会の構築に向けた環境ガバナンスを鍵概念として、アクター間、多層間、学問分野間のコミュニケーションの態様を示し、持続可能な社会に向けた取り組みを把握することを目標としています。


関連リンク
東洋大学研究者情報データベース(市川顕准教授)
グローバル・イノベーション学科 市川顕 准教授のコメントがフィナンシャル・タイムズに掲載されました
GIC Discussion Paper