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【著作紹介】中級学習者のためのドイツ語質問箱 100の疑問

[2019年6月更新]

著者:田中 雅敏(法学部法律学科 准教授)
出版社:白水社
出版年:2019年4月発行
価格:2,200円+税
ISBN:9784560088241
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内容:
外国語の勉強はわからないことだらけ。学習者から寄せられたさまざまな疑問にドイツ語学の先生がやさしく丁寧に答える待望の一冊。

白水社の紹介ページ

 

教員メッセージ

 2000年から個人サイト上で運営している『ドイツ語質問箱』に実際に寄せられ、それに対して答えたやりとりが収録されています。刊行するにあたり、そのすべてのやりとりを読み返し、必要に応じて加筆修正をしましたが、初期の頃は私がまだ大学院生だったこともあり、知識が足りない、説明が拙い、など自分のドイツ語学習の歴史とも向き合うこととなりました。ドイツ語文法について、今も素晴らしい説明ができるわけではありませんが、この質問箱の取り組みのおかげで、私自身もドイツ語の仕組みについてより一層理解を深めることができました。

 二期にわたり講師をつとめたNHKラジオ「まいにちドイツ語応用編」(第一期2016年10~12月、第二期2018年10月~2019年3月)でも、この『ドイツ語質問箱』でよく質問されている文法項目を中心にテーマを構成し、一定の高評価をいただきました。多くの学習者の方が疑問に思われている点は共通していることがわかります。そのことが、本書の装丁にも書かれている「わからないのはあなただけじゃない!」という言葉にも表されています。

 ドイツ語を学習中のみなさんが「そういえばなぜだろう?」(東洋大学の掲げる「哲学」)と思われた場合の手引き書になればと思います。

[著者] 田中 雅敏(タナカ マサトシ)

東洋大学法学部准教授。博士(学術)。専門はドイツ言語学・ドイツ語教授法。ポツダム大学、ザルツブルク大学などで在外研究。著書に『わたしのドイツ語』(白水社)、『講座ドイツ言語学』第1巻(ひつじ書房、共著)など。教科書も多数執筆。2016年10月~12月(第1期)、および2018年10月~2019年3月(第2期)にNHKラジオ講座「まいにちドイツ語」応用編(ドイツ語発見の旅1・2)を担当。
著者ウェブサイト
「ドイツ語質問箱」

関連リンク

東洋大学研究者情報データベース(田中雅敏准教授)