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【著作紹介】野田市史 資料編 近現代2

著者:坂口 誠 (経営学部経営学科 准教授) 【共著】
出版社: 野田市
出版年:2019年2月発行 
所蔵館:白山


内容
「資料編 近現代1」に続き、大正10年(1921)から昭和32年(1957)(福田・川間両村の野田市合併により、関宿町との合併以前の野田市域が確定)頃までの野田地域とその周辺の史料890点以上を収録した資料集。
「大正後期から昭和戦後期の政治と行政」「商工業の展開」「農産業の展開」「大正・昭和の教育」「社会と文化」の5編で構成。

野田市の紹介ページ

 

教員メッセージ

 2009年4月以来、調査研究員として千葉県野田市の市史編さんに携わっています。2012年10月には幕末から大正前期をとりあげた『野田市史 資料編近現代1』を刊行していますが、本書はこれの続編で、旧関宿町を除く現在の野田市が成立する1957年にいたるまでの、この地域の動向がわかる政治・経済・文化等の史料を890点以上を掲載しています。

わたくしは本書の経済のうち、主に商工業・鉄道に関する史料の編集、解説の執筆を担当しています。本書のような自治体史をつくる作業は、まさに歴史を編むことですし、歴史を後世に伝える大きな役割をもっていますので、身の引き締まる思いで取り組みました。私の担当した箇所でいえば、第2編第2章第2節の「下総急行電鉄計画」が興味深かったです。これは1926(大正15年)、当時の深川区西平井町から浦安・松戸・野田を通って関宿に至る電気軌道敷設計画でした(※道路に付設されるような形で敷かれる鉄道を軌道といいます)。残念ながら、他の鉄道路線と競合するなどの理由で実現には至りませんでしたが、実現したら野田はどう変わっていたのだろうかと考えながら史料を選定しました。
本書は千葉県野田市を取り上げた地域史の資料集ですが、みなさんのお住まいの地域にもそれぞれの歴史があり、おそらく自治体史が編まれています。本書を読んだ後、自分の住んでいる地域は同じ時期にどうだったのだろうかと自治体史をめくって調べてみると、歴史の奥深さを体感できるのではないでしょうか。

 

[著者] 坂口 誠 (サカグチ マコト)

【学歴】
1997年04月 - 2002年03月, 慶應義塾大学, 経済学研究科, 経済学専攻
1995年04月 - 1997年03月, 慶應義塾大学, 経済学研究科, 経済史専攻
1991年04月 - 1995年03月, 慶應義塾大学, 経済学部, 経済学科 
【学位】
修士(経済学), 慶應義塾大学

  

関連リンク

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