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【著作紹介】惑星のハウスダスト

惑星のハウスダスト著者福田 拓也  (法学部企業法学科 教授) 
出版社: 水声社
出版年:2018年2月発行 
価格:2,500円+税
ISBN: 9784801003262
所蔵館:白山


内容 第56回歴程賞受賞!
第32回現代詩手帖賞を受賞した詩人であり、文芸批評家でもある著者による第7詩集。自動記述的な散文詩作品。

ぼくはぼくとして入りそびれの沼地、裏返された旧相模川橋脚、脚なずみ空飛ぶ白鳥の空白、失神の浜辺に横たわる骸を食んだ永遠の白い歯の星空までめまいの螺旋がゆっくりと、あるいは急速に、ちりぢりになった空を食べながらぼく、宇宙の青くなった肉のつぶつぶ、惑星の塵埃(ハウスダスト)!


水声社の紹介ページ

 

教員メッセージ

 この詩集はより実験的な色調が強いかと思います。
 最初の詩「草かげのストーリー」の冒頭は朝起きたときに浮かんだ言葉をそのまま書きました。そのとき三田文学編集長をしていて小説ばかり読まされていたので、なにか小説とちがう意味のわからないめちゃめちゃなものを書きたいと思って書きました。
 この詩集にはある語から同音異義語に移って別の領域、別の風景に行くという手法が使われています。意味が宙釣り状態のまま流れて行く言葉の感じを読んで頂ければ。最初の詩から最後の詩まで、あまり考えずにやってくる言葉を書き、まったく書き直しをせず書いた順番のままに詩集にしました。
 そんな言葉の勢いとか流れを感じて頂ければうれしいです。

[著者] 福田 拓也 (フクダ タクヤ)

福田拓也先生文学博士
専門分野:20世紀フランス文学
著書・論文等:
まだ言葉のない朝 [思潮社]
小林秀雄 骨と死骸の歌 [水声社]
日本の起源―アマテラスの誕生と日本語の生成 [水声社]

関連リンク

東洋大学研究者情報データベース(福田 拓也教授)
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Femme et récit de rêve : la mise en scéne de la production du récit de rêve éluardien(東洋大学学術情報リポジトリ)