芸術鑑賞会(笠間陶芸学習)を実施しました
中学1,2年生 笠間陶芸学習
※本行事は感染症対策として各学年を3つのグループに分け、バス6台を利用して複数の施設を別々に巡りました。
笠間日動美術館
当日は「幻の大津絵と東海道五十三次」という企画展の開催期間であり、歌川広重の浮世絵が多く展示されていました。
2年生の歴史の授業では、彼の浮世絵が海を渡り、オランダの画家ゴッホにも影響を与えたことを取り上げていたため、生徒たちはすぐに広重の絵に気づいていました。
また、日動美術館は上述のゴッホをはじめ、モネやドガ、そしてジャコメッティなど西洋美術の優れたコレクションを有しており、それらを鑑賞できたことも嬉しい体験でした。
笠間稲荷神社
日動美術館から程近いところにある笠間稲荷神社を参拝しました。
笠間稲荷は創建が白雉2年(651年)とされる由緒ある神社で、「日本三大稲荷」の一つとされています。
江戸時代に建てられ、国の重要文化財にも指令されている本殿の周囲には、当時の名匠たちによる彫刻による装飾が付されていました。
境内にある樹齢400年の八重藤の花が咲くころにまた訪れたいと思わされました。
陶芸美術館
「桜井貞子と紙布展」と「エミール・ガレとドーム」という2つの企画展が開催されていました。
後者は19世紀の美しいガラス工芸品の展示で、多くの生徒が魅入られている様子が伺えました。
生徒たちはしおりのメモ欄に作品の情報や自分の感想を一生懸命書きとっていました。
陶芸体験(ろくろ)
多くの生徒にとってロクロを回すのは初めてだったろうと思います。湯呑・茶碗・皿など、生徒たちは思い思いに自分の作品を作り、最後に色を選んでいました。多くの生徒が上手に作れていました。作品が届くのが待ち遠しいです。