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第4回「哲学の日」を行いました

3月18日、第4回「哲学の日」を東洋大学の大教室で行いました。1年間、哲学に取り組んできた成果を様々な形で発表する東洋大学京北の「哲学の日」、今年は学祖井上円了先生の生誕の日に開催しました。壇上で発表する生徒だけでなく、会場のすべての生徒や教師が哲学者となる一日です。

 

オープニングムービーに続いて、8月に佐渡で合宿をした哲学ゼミのメンバーによる研究発表が行われました。「自然との邂逅」をテーマとする今年の哲学ゼミは、自然との共生、食のあり方、人間の内面にある自然を求める心性、真に人間らしい生き方などを探求してきました。最後は「私たち人間はどこから来て、どこへ向かっているのか」と会場に問いかけ、静かな余韻を残して発表を終えました。

 

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続いて、「Keep asking yourself! “What is school for?”」と題する新企画、ネイティブの先生方と英語スピーチコンテスト受賞生徒による“ぶっつけ本番”の学校生活に関する対話です。英語の先生によるファシリテーションを含め、対話はすべて英語で行われました。“学校に行くのは何のため?”という問いかけに対し、“学校は夢を叶えるところ”、“学校は今の自分をつくってくれた第二のhome”といった対話が交わされ 、話題は日本と外国の学校文化の違いなどにも及びました。後半は会場からも手が上がって発言が出るなど、盛り上がりを見せました。

 

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休憩を挟んで第2部では、哲学エッセーコンテストの表彰式と、受賞者による発表が行われました。東洋大京北では、毎年すべての生徒が哲学エッセーを執筆します。あたりまえの日常に疑問を持ち、自ら問いを立てて新たな価値観を提起する作品や、深い内省と人間観察にもとづく作品など、いずれも聴く側をさらなる思索に導く作品が発表されました。(今年度の受賞作品はこちら

 

続く第3部では、東洋大学陸上部の酒井俊幸監督による講演と、本校陸上部生徒を交えたトークセッションが行われました。箱根駅伝で東洋大学を連覇に導き、その後も常に上位を維持し続ける酒井監督は、学祖を同じくする生徒に向けて、「一流の選手は、必ず自己の信念、哲学をもって取り組んでいる」「自分だけのために努力するのではなく、支えてくれる人、世の中のために貢献できる人になってほしい」と熱く語ってくださいました。「強い精神力を維持するにはどうしたらいいか」「心が挫けそうなとき、何を考えるか」といった生徒からの質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただき、生徒たちは真剣に聞き入っていました。各界の第一線で活躍する方々をお招きする「哲学の日」は、生徒たちにとって自分の生き方を見つめ直す機会にもなっています。

 

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多くの方々のご支援を得て、東洋大学京北の「哲学の日」は4回目を迎えることができました。これまで関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。