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第4回哲学ゼミ 佐渡での合宿を行いました

7月31日から8月3日まで、第4回哲学ゼミ合宿を新潟県佐渡市で実施しました。

今年のテーマは「自然との邂逅」。合宿をした佐渡島岩首は青い空、美しい海、江戸時代から受け継がれてきた貴重な棚田と、そこに暮らす人々の温かなやさしさがあふれる場所です。今年は「本当の夏休みをしよう!」を合言葉に、日中は海で、山で、たっぷり自然と触れ合い、夜は哲学対話を行いました。

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1日目は佐渡に到着するとすぐに4日間お世話になる岩首地区の皆さんにご挨拶の訪問をしました。さっそく地元の野菜を分けてくださる方もいて、そのやさしさに感激しつつ、都会と田舎の人間関係や人々の生き方の違いについて考えさせられました。宿泊する岩首談議所は、かつての岩首小学校の木造の校舎。4日間の食事はすべて自分たちで自炊します。慣れない手つきながら、みんなで協力して21人分の食事をつくりながら、命をいただく有り難さや、毎日食事をつくってくれている家族への感謝の気持ちがわいてきました。

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2日目は早朝3時半に起床して日本海から昇る朝日を見るために山に登りました。途中、江戸時代から守られてきた美しい棚田の景色を見ながら、「人はどうして自然の景色を美しいと感じるのか」「人間が『自然を守る』とはどういうことか」といった問いが浮かんできます。続く午前中は近隣の草刈りや海でのフリータイム。海水浴をしたり、夕食に向けて(?)魚や貝を獲ったりと、自然の中でたっぷりと夏を満喫しました。夜はみんなで哲学対話。その日、一日を通して感じたこと、考えたこと、これから考えたいことなどを振り返り、共有します。

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3日目は、早朝から地元の漁師さんの船に乗せていただき、養殖魚の餌やりを体験させていただき、竹林での竹の伐採なども行いました。この日の昼食は竹を使った「流しそうめん」、汗を流した後の味は格別です。夕食は地元佐渡高校の皆さんとも交流しながらみんなでバーベキューをしました。火おこしから食材の準備、会場づくりをする中で会話も弾みます。お腹がいっぱいになった後はみんなで花火をして盛り上がりました。楽しい交流の締めくくりはたき火を囲んで全員での哲学対話。この日のテーマには「本当の自分とは?」が選ばれ、「本当の自分とは、いつかなりたい自分の目標ではないか」「生まれてから1ページ1ページ経験が重ねられてきたすべてを含む今の自分ではないか」といった発言を通して思索が深まっていきました。

 

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最終日はお世話になった岩首談議所の掃除と岩首の皆さんにお礼のご挨拶をし、最後の対話を行いました。4日間の合宿を通して感じたこと、考えたことをもとに、東京に帰ってさらに思索を深めていきます。哲学ゼミはこれから年度末まで続き、合宿の成果は11月の実施報告会、来年3月の「第4回哲学の日」で発表する予定です。

 

お世話になった佐渡の皆さん、本当にありがとうございました!

 

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