新型コロナウイルス感染の拡大に伴う臨時休校が続いています。
在校生のみなさんも、受験生のみなさんも、不要不急の外出を控えながら日々の学習に取り組んでいることと思います。学校、友だち、先生と繋がることができない不安を抱えていると思いますが、「明けない夜はない」という気持ちで、力を合わせてこの難局を乗り越えていきましょう。
本校ではこれまで、在校生の生活および学習サポートのために、以下のことを行ってきました。
・各教科、科目ごとに課題と学習スケジュールを設定し、教材とともに生徒宅へ郵送
・学校として契約している「スタディサプリ」による課題の提示と進行状況の確認、質問への回答
・生徒、保護者への通信ツールを活用し、担任、教科担当者からの情報発信
・電話連絡による生活および学習状況の確認
上記に加え、今週より、全校挙げてオンラインによるホームルームを開始しました。直接会うことはできませんが、オンラインを通して生徒たちの顔を見たり、声を聴いたりできることは我々教員としてとても嬉しいことです。また、生徒たちもきっと、担任との繋がりの実感とともに会話を通して少しばかりの安心感をもってくれたのではないでしょうか。
まずは各クラスのホームルームからのスタートですが、万が一、5月11日以降も臨時休校が延長される事態となった場合には、オンラインによる授業もスタートさせていきます。
ほとんどの教員が、オンラインによるホームルームや授業は初めての経験です。しかし、生徒たちのために一丸となって動き出しました。オンライン会議システムの使い方やセキュリティ対策などについて、教員も学びながらのスタートになります。あちらこちらで失敗も多発することとは思いますが、今こそ、前に向かって進むために頑張っていきたいと思います!
オンライン対応に関する準備の過程
・オンライン対応に関する委員会の立ち上げ
・委員会における検討
・活用するシステムの選定
・セキュリティ対策に関する研究
・使用上のルールおよび注意事項のまとめ
・HRおよび授業の実施内容の検討
・開始までのスケジュール作成 など
・職員会議によるさらなる検討の末、実施を決定
・システム使用方法に関する研修会
・生徒、保護者への通知文(個人情報保護のための注意事項含む)の作成、配信
・学年ごとによる実施に関する詳細の検討
・学年会議をオンラインで行うことによる実地練習
・教員間におけるオンライン授業の練習と研究