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学校長あいさつ

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学校法人東洋大学 
東洋大学京北中学高等学校長  星野 純一郎
Junichiro Hoshino

建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」に則って125年

東洋大学は1887年、哲学者・井上円了博士が創設した「私立哲学館」に、その歴史が始まります。そして1899年、その井上円了博士により京北尋常中学校が開校されました。

私たちは「物事の本質を深く考え、自ら判断し行動し、人を愛し人から愛され、社会に貢献できる有為な人材の育成」に努めています。常に哲学する心を持って授業に臨み、生徒一人ひとりを大切に育てることを教育目標に掲げています。

本校は「より良く生きる」ことをテーマとし、「本当の教養を身に付けた国際人の育成」を目的とし、全教職員が一丸となって教育活動に取り組んでいます。

引き続き「授業が一番」を掲げ、広く深く教養を身に付けることを目指す教育課程に基づき、「哲学教育」、「国際教育」、「キャリア教育」を三本の柱を堅持し、教育活動を展開しています。

1 ブラッシュアップ!哲学

これまでも「名著精読」、「生き方講演会」、「哲学ゼミ」、「哲学エッセーコンテスト」、「刑事裁判傍聴学習会」、「哲学の日」の6テーマで実践してきましたが、今後も多様な機会を提供し、自らの人生観や価値観を陶冶する力、物事を俯瞰して見る思考力を育て、自主性を持つ人材の育成に推進します。そのため昨年も海外の研修生が対象となる特許庁委託事業「JPO/IPR知財研修」へ高校2年生が参加し、パテントコンテストでの取り組みを英語で発表したほか、30カ国が参加する「子どもの哲学国際学会(ICPIC)」において高校2年生が、すべて英語で探究の成果“Two high school students pursue:the reason for core identity”を発表し、会場からの質問にも丁寧に答え、60分間の発表を立派にやり遂げました。

2 全校英検DAY!

2022年度は1月14日に、本校を準会場として設置し「実用英語技能検定」を実施しました。この日は、学校を挙げて士気を高めながら英検取得を目指す取り組みです。高校卒業までに準1級又は2級取得を目標に、生徒たちは日々互いに切磋琢磨しながら成長を続けています。その結果、英検2級以上の合格者は高3生の約6割、全校で384名となりました。加えて、高校1・2年生は、世界で通用する「ケンブリッジ英検」にもチャレンジしています。

3 生徒たちは多方面で活躍!

フットサル部がU-18関東代表として全国大会に出場し3位、軟式野球部が東京都第3位(ベスト4)となり、1149校6032名が参加した第25回「学校華道インターネット花展」でも高校1年生が見事に入選する等、文字どおり文武両道の活躍を見せています。
また、生徒会中央委員選挙では、会長(1名)に4名、副会長(1名)に3名、会計(2名)に5名、書記(2名)に4名と、中高合わせて計16名(各定数に対し平均2.7倍)の生徒が立候補しました。候補者たちは、校則の見直しやオンラインツールを活用した意見箱の設置等、それぞれの視点でさまざまな方策を示していました。

4 2022年度大学合格実績も大きく躍進!

2022年度の卒業生は366名でした。大学合格者数は、旭川医大の難関国公立1名、都立大3名、千葉大2名などの国公立14名、早稲田大14名や慶応大9名、東京理科大10名を含む早慶上理・同志社大32名、明治大40名・法政大44名・中央大27名を含むGMARCH・立命館大・関西大は173名でした。また、東洋大学附属校推薦により、114名が東洋大学へ進学しました。

あなたも、そんな一人になって輝いてみませんか?