国際教育の推進

国際教育プログラム3年間の流れについて

1.国際講演会(高1版)

高校入学後すぐの6月に新1年生を対象に「グローバリゼーションについて考える」というテーマで講演会を実施しています。例年、東洋大学から講師を招いています。諸外国の歴史や文化を知るとともに地球的課題について考えるきっかけとしています。生徒たちは夏休みを利用して世界の諸問題の中から自分が関心を持ったテーマについて掘り下げ、英語で意見を述べるスピーチの原稿を執筆します。

 

2.オレゴンサマープログラム(希望制)

高校1年生と高校2年生を対象として参加生徒を募集する夏休みのサマープログラムです。このプログラムでは約2週間、アメリカ・オレゴン州ポートランドの郊外にある教会を拠点に、近隣のご家庭にホームステイをさせていただきながら異文化体験・自然体験を行います。午前中は拠点の教会施設内で現地の学校の先生から英語を習い、午後は様々な場所へフィールドトリップに出かけます。「果樹園」、「現地企業」、「ポートランド州立大学」、「日系レガシーセンター」「フードバンク(ボランティア体験)」「ラフティング体験」などを巡り、太陽が降り注ぐ西海岸の夏を満喫します。プログラム最終日の前夜にはお世話になったホストファミリーを招いてフェアウェルパーティーを行います。また帰国後は現地滞在期間中に書いたジャーナルをまとめ、参加者全員による文集を作成します。また秋の文化祭では参加者によるポスターセッションを行います。

2週間の滞在期間を通してホストファミリーとの絆が生まれ、帰国後も長期間にわたって交流を続ける生徒もいます。

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3.セブ島英語研修(希望制)

中学1年生から高校2年生までを対象として参加生徒を募集する夏休みのサマープログラムです。このプログラムではフィリピン・セブ島にある語学学校へ1週間の超短期留学を行うことが中心的内容となります。18コマある現地授業時間割のうち、約半数の5コマはマンツーマンレッスンとし、2コマはレベル別少人数レッスン、残りの1コマはエクササイズや自習などに充てています。また留学期間中に、フィールドワークとして半日を使っての現地校交流(ボランティア体験を兼ねる)および、市内見学ツアーを行います。帰国後は現地滞在中に書いたジャーナルをまとめ、参加者全員による文集を作成します。また秋の文化祭では参加者によるポスターセッションを行います。

参加した生徒たちには、リスニング力に顕著な向上が見られます。また「参加していない生徒達に英語では負けないぞ」という強い意志とプライドが芽生えるようです。

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4.英語スピーチコンテスト(高校版)

「グローバリゼーションについて」を大テーマに置き、その中で生徒が自由に小テーマを設定して自作のスピーチを発表するコンテストです。実施時期は年度末の1月下旬で、対象は高校1年生となります。高校1年次には学校設定科目として「国際英語」を履修し、効果的な英語プレゼンテーションの作り方・行い方を学びます。この授業内でクラス代表に選ばれた生徒は学年生徒全員の前で英語スピーチを行います。中学同様、優秀者には順位に応じて金・銀・銅のメダルが授与されます。また、審査員は本校に勤務する4名の外国人講師が務めます。なお高校版英語スピーチコンテストについては1位・2位・3位および生徒賞を受賞した生徒は東洋大学附属推薦のための選考において加点の対象としています。

スピーチ原稿を書く過程でグローバルな視点から社会の諸問題を具体的に調べることになり、生徒が将来そうした問題に主体的に取り組むきっかけとなることを期待しています。またスピーチ原稿中の表現や段落構成にも工夫が見られるようになり、英語で書く力の向上に役立っています。

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5.学校設定科目「国際理解」

公民科の教員が担当する科目です。高校2年次の必修科目となります。TEDトークを参考に世界の諸問題について考察し、レポートを作成の上、自らの考えを口頭で発表します。発表に対する評価は教員も行いますが、生徒間での相互評価も学習活動の一部となります。最終テーマは「本当の教養を身に付けた国際人とは何か」とし、自己の哲学を言語化します。

生徒は自らの考えを自らの言葉で表現できるようになってきます。正解の無い問いに対して真摯に向き合い自分の内なる声にも耳を傾けながら粘り強く考えようとする思考体力が身につくようになると考えています。

※本校の創立者井上円了は教育者かつ哲学者であり、建学の精神は「諸学の基礎は哲学にあり」とされています。

 

6.高大連携アチーブイングリッシュ

東洋大学へ内部進学する生徒を対象に、1月の共通テスト後から2月末にかけて実施している大学入学前教育です。TOEIC試験の紹介・問題演習と外国人講師による少人数の英会話講座を行います。実施会場は東洋大学キャンパスとなり、新生活への期待が高まります。

 

7.その他

  1. JETプログラム
    中学・高校でそれぞれ1名ずつ、政府が主催するJETプログラムのアシスタントランゲージティーチャー(ALT)を受け入れており、ALTの先生方には生徒の英語学習や国際理解に貢献していただいています。中学所属のJET ALTは原則カナダ出身の方となるようお願いしており、これまで5年間で2名のカナダ人青年にご勤務いただきました。また高校所属のJET ALTは原則アメリカ出身の方となるようお願いしており、これまで3年アメリカ人青年にご勤務いただきました。

     

  2. 文部科学省後援 実用英語技能検定(英検)
    生徒同士が切磋琢磨して取り組む環境を作るため、学年ごとに到達目標を設定し、学校で申し込みの取りまとめを行っています。アフタースクールプログラム(希望制の放課後学習会)および長期休業中の講習会で英検対策講座を実施しています。特に準2級・2級については外部講師による対策講座も設置しています。

     

  3. ケンブリッジ英語検定
    高校1年次にA2 Key, 高校2年次にB1 Preliminaryを実施しています。対象となる生徒は高校難関クラス所属の生徒です。進学クラス所属の生徒については参加を希望する生徒が対象となります。各回100名程度の生徒が受験します。
    本校を卒業した生徒には、将来日本だけでなく世界のどんな場所でも働いて生活できるようになってほしいと思っています。ケンブリッジ英語検定はヨーロッパを中心に、世界中で10,000を超える企業、学校、政府等の団体が英語力を証明する試験として評価しています。海外での大学・大学院入学、就職活動にも役立つでしょう。なにより、ケンブリッジ英語検定のスピーキングテストは面接官2名(ネイティブ)と受験者2名で実施されますが、生徒にとって一般の外国人と緊張感をもってコミュニケーションをする良い機会となっています。

     

    ※ケンブリッジ英語検定機構はCEFRの開発に関わり、CEFRの一部はケンブリッジ英語検定をもとに作成されました。また我が国においても文部科学省「学びの基礎診断」ツールに指定されるなど、学習指導要領との親和性も高い試験であると考えられます。
    世界約150ヶ国以上で実施されている、世界的には最も有名な英語検定試験といってもいいかもしれません。

     

  4. Let’s Chat in English!(希望制)
    中学生用と高校生用を、時期を分けて実施しています。東洋大学に通う外国人留学生を招き、小グループに分かれて、英語で会話を楽しむイベントです。1回あたり1時間とし、3回シリーズで実施します。昼休みや放課後に事前学習をしてから本番に臨みますが、当日その場で質問したり、相手の質問に答える会話の瞬発力も求められますので、ワクワクドキドキの体験となります。

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  5. 国内英語Camp(希望制)
    中学1年生から高校2年生までを対象に、河口湖の湖畔に東洋大学が所有する宿泊研修施設を利用して行う英語漬け合宿です。内容は英検対策コースと一般英会話コースの2つからの選択となります。自習で取り組みづらいスピーキングとライティングを強化するとともに4技能をバランスよく伸ばし、使える英語を身につけてほしいと期待しています。なお教員の引率はありません。

・東洋大学所属外国人講師によるオールイングリッシュ

1クラス10人以下の少人数グループレッスン

1日の授業内容 グループレッスン…8コマ、復習時間…3コマ (1コマ45分)