するからささえる側へ。Ringの意義を追求しながら東洋大学のスポーツを盛り上げる。 するからささえる側へ。Ringの意義を追求しながら東洋大学のスポーツを盛り上げる。

04 ボランティアでオリンピックをささえる人 Ring代表 村松 和奏 04 ボランティアでオリンピックをささえる人 左から、Ring所属 国際観光学部 国際観光学科 3年 毛利 光里、法学部 企業法学科 3年 村松 和奏、国際観光学部 国際観光学科 3年 中田 陽菜

左から、Ring所属 国際観光学部 国際観光学科 3年 中田 陽菜、法学部 企業法学科 3年 村松 和奏、国際観光学部 国際観光学科 3年 毛利 光里

プレイヤーからサポーターへ、挑戦する気持ちを持って団体を設立。 プレイヤーからサポーターへ、挑戦する気持ちを持って団体を設立。

なぜボランティア団体Ringを設立されたのでしょうか?

私は小中高とバスケットボール部に所属し、キャプテンを務めていました。大学でも同様にバスケットボール部に入部したのですが、怪我が原因で退部を決意。その時、今まで「する」ばかりだったスポーツに、次は「ささえる」という立場から関わりたいと思い、2018年の夏、スポーツイベントのボランティアを行う団体であるRingを立ち上げました。団体設立は最初から計画していたわけではなく、実際に企業のスポーツボランティアに参加したり、先輩からアドバイスをもらったりしながら、スポーツの盛んな東洋大学で団体をつくる意義を感じての行動でした。元々やりたいことは精力的に挑戦する性格なので、発起してからはすぐ学内ネットワークや授業を活用してメンバーを募り、現在約60名が所属する団体になりました。代表として、どうすればより活動を発展させられるか、日々試行錯誤を繰り返しながら一歩ずつ前進しています。

学内、学外の両方で多様なボランティアに取り組む。 学内、学外の両方で多様なボランティアに取り組む。

これまでどのようにボランティア活動をされてきたのですか。

スポーツボランティアは年間を通して様々な内容での募集があるので、それをメンバーとSNSを活用して共有しながら参加をしています。2019年に東京マラソンの沿道・給水スタッフに参加したのは特に印象的でした。ひどく寒い日で、芯から凍えながら選手への給水に当たっていたのですが、「頑張ってください」と声を掛ける私に「ありがとう」と感謝の言葉を返していただいたのは寒さを忘れるほど嬉しかったです。自分たちの働きで選手が競技に集中でき、日々の成果を存分に出せるのだと思うと、活動に誇りを感じます。

独自に企画をされることもあるのでしょうか。

毎年、スポーツに関心を寄せてもらえるような企画を実施しています。一昨年は大学祭でスポーツ100問○×クイズを、昨年はパラスポーツ競技のボッチャ体験会などを行いました。どちらも普段スポーツをしない方の興味を惹くにはどのような働きかけが必要なのかということが課題で、参加への心理的ハードルを下げるために地道に声を掛けたり、東洋大学のアスリートたちのデータを調べて本学ならではの内容を深めたりと工夫を凝らしました。また、常時メンバーからは企画案を募り話し合いをしています。その際に大事にしていることは、笑顔で相手に接し、どんな案でも頭ごなしに否定しないこと。まずは相手の考えや意見を聞いてみて、それからみんなで可能性を吟味していくことで、誰もが委縮せず自由に意見を言えるような環境づくりを意識しています。

東京五輪はゴールではなく、さらなる発展へのスタート。 東京五輪はゴールではなく、さらなる発展へのスタート。

今後の展望、目標を教えてください。

まずは東京五輪本番に向け、Ringとして何ができるのかをメンバーと協力しながら模索していきます。これまでは、五輪ボランティアへの登録をサポートする活動を学内で行ってきました。「東京五輪を何らかの形で応援したいが、その術がわからない」という学生たちの架け橋になることが、私たちの活動の原点です。大会期間中にはボランティアとして大会に参加し、その役割を充分に果たしながらも、経験するからこそわかるボランティアの面白さ、そして待遇や活動の効率向上に向けた改善点を見つけたいと考えています。そして、五輪後も東洋大学のスポーツをサポートできるよう、このボランティア団体を次の世代に繋いでいきたいです。これは私自身の目下の課題でもありますが、内部の組織体制を整え、効率の良い運営ができる団体へとまた一歩進化させなければと思っています。やりたいことは山積みですが、どんな時でも笑顔を忘れず、楽しく活動することをモットーに今後も邁進します。

Ringのパーカー

Ringは、団体名も団体のマークも、メンバーに意見をもらって全員で決めました。
このパーカーを着ると自分の立場とメンバーとの連帯感を強く意識します。

笑顔は伝染する! 村松 和奏

PROFILE

村松 和奏 / MURAMATSU KANA

【所属】
学生団体「Ring」
法学部 企業法学科 3年

記事の内容は取材当時(2020年1月)のものです。

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