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東洋大学LiFE研究会設立趣意書

東洋大学LiFE研究会
~Association of LiFE Research & Development~

東洋大学LiFE研究会設立趣意書

1.背景

2008年の原油や穀物価格高騰、リーマンショック以降の経済の不透明さ、地球温暖化対策、急速に進む高齢化社会など、我々を取り巻く環境は大きく変化している。資源に乏しい我が国は、「知的資源」を十分活かして様々な課題を解決するための研究・開発を継続的に行うとともに、そのための人材育成に取り組む必要がある。

このような状況のなか、生命現象を遺伝子レベル、細胞レベル、さらには個体レベルで明らかにし、地球社会に還元していくことを目的とする生命科学分野の発展は、近年目覚ましいものがある。

その背景には、生命科学の知識と技術を用いることで、私たちが抱えるさまざまな課題を解決していけるという期待の高まりがあり、たとえば、人間の幹細胞を用いて失われた細胞や組織の蘇生をはかる再生医療、石油に代わる非枯渇燃料を研究するバイオエネルギー技術、もっとも身近な食の安全を守る技術などをあげることができる。また、食の領域においては作物の生産、食の安全、新機能性の開発等が課題となっている。

板倉キャンパスでは、2013年4月に食環境科学部が開設され2学部4学科体制となった。

東洋大学生命科学部および食環境科学部では、このような課題に対し、「生命(いのち):Life」「食:Food」「環境:Environment」をテーマとして、微生物からヒトに至る生命現象を物理化学的に探求することに取り組み、生命の総合的な理解を目指している。また、地域社会の課題解決に貢献するため、生物の優れた機能を応用することや微生物が進化の過程で身につけた”知恵”を生命科学の方法で見出すこと、食の観点から生命や環境に関する研究を通して新技術の開発を目指すとともに、地域社会の活性化を目標として、産官学連携を進めている。

 また、板倉キャンパス周辺地域の自治体や住民の方々と連携を図りながら、「国内外を問わず幅広い地域を対象」とすべく、多様な地域における研究・事業活動を拡大・強化し、地域活性化に貢献していきたいと考えている。

 このような、東洋大学の知的資源を活用し、地域との共生を図りながら、研究者・技術者・農業者・企業などが、研究開発や交流を行うことで、新産業創出や新技術創生、人材育成などを産官学が連携して取り組むことを目的として「東洋大学LiFE研究会」を設立した。

2.名称

「東洋大学LiFE研究会」とする。

 LiFE:「生命(いのち):Life」「食:Food」「環境:Environment」          

英語名称は「Association  of  LiFE Research  & Development」とする。

 

3.目的と使命

 「東洋大学LiFE研究会」は、東洋大学生命科学部および食環境科学部の広範にわたる専門領域を基礎として、我が国で今後期待される「生命(いのち)」「食」「環境」などに関する産官学連携による研究開発への支援を行う。

 研究会員の要望を受け、開発していく課題を明確にすることによって、地域産業界への貢献はもとより、流通や市場化までも視野に入れた新産業を創出することに寄与する。

4.具体的な活動

 「東洋大学LiFE研究会」は、新産業創出や新技術創生(新品種育種、微生物の知られざる力、環境負荷低減、食の安全と機能性など)について、地域との連携を強化しながら、分科会を設置することで具体的な課題についての情報交換、研究開発、広報などへの活動支援を行う。

 5.本会の目標

 「東洋大学LiFE研究会」は、北関東地域における「生命(いのち)」「食」「環境」に関する産官学連携ネットワークの中心となることを目標にして、以下の事業支援を行う。

(1) 新産業創出や新技術創生
(2) 共同研究、人材育成
(3) 地域交流、情報交換の場の提供

6.会員資格

 「東洋大学LiFE研究会」の会員は、本研究会の趣旨に賛同し、「いのち:Life」「食:Food」「環境:Environment」に関心を持つ研究者、技術者、農業者、企業とする。

7.組 織

会長  会長は東洋大学生命科学部および食環境科学部の専任教員がその任にあたる。
事務局 事務局は東洋大学板倉キャンパス内に置く。
分科会 「生命(いのち):Life」に関する研究分科会
「食:Food」に関する研究分科会
「環境:Environment」に関する研究分科会
また、これ以外の特定課題に関して掘り下げた検討と研究を行う分科会を適宜設けることができる。