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プロジェクト1:都市研究グループ研究方針

プロジェクト1は、「自治体福祉・保健計画と地域における福祉社会の形成」をテーマとし、大都市、地方都市における福祉社会の形成について、行政・住民・サービスの関わりを中心に研究を進めることを目的としています。
近年、急速な人口構造の変化、経済環境の変化、家族規模・機能の縮小、居住環境の変化などにより、日本の社会全体にさまざまな構造変動が見られ、新たな社会問題や生活問題が表面化しています。厚生省が平成12 年に発表した「社会的な援護を必要とする人々に対する社会福祉のあり方に関する検討会報告書」によると、このような経済変動、社会変動の結果、「心身の障害・不安」「社会的排除や摩擦」「社会的孤立や孤独」などを背景とする孤独死、孤立、生活崩壊、虐待などが表面化し、対応に迫られています。
新たな課題に対しては、それらの原因の究明が必要であるとともに、これまで構築されてきた経済、政治、社会システムの構造と機能を見直す必要があり、それに基づいた対応方針の模索が必要になります。
プロジェクト1では、福祉社会の構築という観点から、都市部に見られるこのような課題に対して、さまざまな観点からアプローチすることをめざし、次のような課題に取り組んでいます。

  1. 地域社会における生活・福祉問題を明らかにする。
  2. 地域社会と福祉援助システムとのインターフェイスにおける問題を検討する。
  3. 現行の福祉・保健サービスによる生活支援システムの現状を検討する。
  4. 住民による地域福祉への参加を検討する。

小林良二(プロジェクト1リーダ:東洋大学社会学部教授)

秋田県における小地域ネットワーク活動の視察にて
秋田県における小地域ネットワーク活動の視察にて
(利用している住民の方と近隣協力者の方々)

豊中市におけるインタビューの様子
豊中市におけるインタビューの様子
(小地域活動を行っている校区福祉委員の方々)