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IoTを支えるセンサ技術講座

IoTを支えるセンサ技術講座

講座の目的

最近は多方面においてIoT (Internet of things)が普及して、遠隔にある情報の取得から操作が容易になっています。特に電子化により急速に発展したセンサ技術とコンピュータ技術が、インターネットを介して広い分野で容易に活用できるようになりました。

この講座では、センサ技術の全般、およびセンサ回路の作製とソフト作成によるインターネット活用に至るまでの技術を、座学と実験・実習によって修得して頂くことを目的とします。皆様の職場へのIoT技術によるセンサの導入や、この分野やその技術動向に関心をお持ちの幅広い範囲の方々の勉強にお役立て頂くことを目指しています。

講座の日程

日程 担当講師 講義項目
10月19日 (土) 9時30分~16時00分

野田 和俊
(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 主任研究員)

佐野 勇司
(東洋大学 理工学部 電気電子情報工学科 教授)

[講義と実験]

(1)いろいろなセンサの種類と特長

(2)IoT社会におけるセンサの応用と活用、将来展望

(3)主なセンサの原理・特長と基礎実験

[実習]

(1)作製するIoTセンサ回路の解説

(2)IoTセンサ回路の作製

10月26日 (土) 9時30分~16時00分

佐野 勇司

横田
(東洋大学 理工学部 機械工学科 准教授)

[1日目の実習の続き:IoTセンサ回路の作製]

[実習] 

マイコン開発の基礎

マイコンをクラウドに接続し,データをブラウザで確認する

講義内容の紹介

【1日目】  

1)いろいろなセンサの種類と特長
・IoT化におけるセンサ(スマートセンサ)
・フィジカルセンシング分野のセンサ
・ケミカルセンシング分野のセンサ
・いろいろなセンサの基本原理

2)IoT社会におけるセンサの応用と活用、将来展望
・実際の現場における応用と活用例(主に環境計測分野を中心に)
・IoT化におけるセンサ・システムの課題と将来展望
(通信、ビッグデータ、AIなど)
3)主なセンサの原理・特長と基礎実験
・温度センサ
・圧力センサ
・光センサ
・ON-OFFセンサ(スイッチ)

[実習]
1) 作製するIoTセンサ回路の解説
・全体システムの解説
使用センサ(温度・光・加速度)およびマイコン
・アナログセンサ回路の設計方法
2)IoTセンサ回路の作製
・ブレッドボードを用いた回路の作製

【2日目】 

 [1日目の実習の続き:IoTセンサ回路の作製]
・IoTセンサ回路の完成
・回路の動作確認
[実習]
マイコン開発の基礎
・LEDを点滅させる(デジタル出力)
・シリアル通信(マイコンからパソコンへデータを送る)
・アナログ電圧を取り組む(AD変換:センサデータの取得)
[実習]
マイコンをクラウドに接続し,データをブラウザで確認する
・IBM Cloudへの接続
・クラウド側アプリの製作
・センサデータの可視化(スマホ,PCを利用して)

 

受講後の効果

まず、各種のセンサに関して、測定原理から応用・課題・技術動向といった全般の知識が修得でき、原理実験を通して分かりやすく理解して頂けます。そして、センサのセンシングデータの具体的な取得方法を、インタフェース回路とマイコンシステム回路のハードウェア作製とインターネットを介して可視化するソフトウェア作成によって修得して頂けます。従って、受講後に皆様の職場において、早期にセンサ技術の導入を進めて頂くことができます。実際に昨年度は受講された方から、早速に職場でご活用頂けたとご報告がありました。 

対象となる受講者および受講条件

製造業や設備管理業などの企業において、センサ情報をマイコンやインターネットを介して監視しながら管理するシステムなどを例とするIoT関連技術に関係される方々はもちろんのこと、センサやIoTに関心をお持ちの技術者の方々を対象とします。さらに、関係する公共機関・自治体・教育機関などの方々、技術動向を勉強したいとお考えの方など幅広い範囲の方々にお勧めします。

ただし、解説内容と実験実習して頂く内容が理科系、特に電気電子系・情報系・化学系の技術内容になってきますので、この分野について高校や大学などで学ばれた方やお仕事で関わられている方々に受講をお勧めします。受講の条件とする事項は特にありません。

産学協同教育センター「産・官・学連携促進事業」のご案内

当日は、センターが主催する「産・官・学連携促進事業」の一環として、本学と関係の深い自治体担当者が本講座に参加致します。

1日目または2日目の講座終了後には、講師の先生や講座参加者及び自治体の皆様と意見・情報交換をしていただく交流会(自由参加)を予定しておりますので、こちらにも是非ご参加ください。

講師略歴・専門分野

野田 和俊 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所

環境管理研究部門 環境計測技術研究グループ 主任研究員)
【略歴】1979年:(旧)通商産業省工業技術院 公害資源研究所入所
2001年:独立行政法人産業技術総合研究所に改組。環境管理研究部門に配属
2005年:北海道大学にて博士(工学)取得
【専門分野】ガスセンサ・システム開発 環境計測、防爆技術

佐野 勇司 (東洋大学 理工学部 電気電子情報工学科 教授) 

【略歴】 1985年:株式会社日立製作所入社
2005年:現東洋大学理工学部電気電子情報工学科に着任、現在に至る。
【専門分野】電子回路、色彩工学

横田 祥 (東洋大学 理工学部 機械工学科 准教授)

【略歴】 2008年フランス・ベルサイユ大学博士課程ロボティクス専攻修了、
東京工科大学バイオニクス学部助教、摂南大学理工学部機械工学科 講師を経て、
現在に至る。IEEE IES Technical Committee on Human Factor 副委員長、
日本機械学会、計測自動制御学会,電気学会、日本ロボット学会の会員。
【専門分野】ロボティクス、人間支援システム、操作インタフェース

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