ワークショップ「新型コロナウイルス感染症とわたしたち」を実施しました。
2020年5月6日(水)ボランティア支援室 サポートスタッフ向けオンラインワークショップ
「Global Express『新型コロナウイルス感染症とわたしたち』」を実施しました。
ボランティア支援室では、昨年度より支援室サポートスタッフの学生を募集し、ボランティア支援室の事業運営などを協働することを通じて、
ボランティア・社会貢献活動への理解を深め、社会問題に対する認識を深めるための試みをしています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、サポートスタッフも非対面での活動に限定して行わざるを得なくなりました。
こうした時期に、何かできることを模索していたところ、認定NPO法人開発教育協会が製作したワークショップの情報を入手し、オンライン開催をしました。
・日 時:2020年5月6日(水)16:30~19:00
・開催形態:Cisco Webex Meetingsによるオンライン開催
・協 力:認定NPO法人開発教育協会
※本ワークショップの紹介ページ: http://www.dear.or.jp/books/book01/2645/
・ファシリテーター:日比野 勲(東洋大学ボランティア支援室 ボランティアコーディネーター)
・参加者数:4名(ファシリテーター含む)
【内容】
5月6日(水)に、「新型コロナウイルス感染症とわたしたち」を用いて、オンラインでのワークショップを実施しました。私たちの生活に少なからず影響を及ぼした新型コロナウイルスについて、ワークシートを用いながら、じっくり話し合うことができた貴重な時間となりました。
〇 アクティビティ1「わたしの気持ち」
新型コロナウイルスにまつわるニュースを見ての自分の気持ちについて、ワークシートに示された選択肢をもとに共有しました。
※ワークシートは、以下のURLから参照してください。
http://www.dear.or.jp/books/book01/2645/
〇参加者が選択した気持ち:くやしい、どうにもできない、有効につかいたい、怖い、おどろいた 不安、受け入れよう、役に立ちたい、前向き
毎日、新型コロナウイルスの報道がされる中、改めて自分の気持ちを整理し、知ることができました。同じ気持ちを選んだとしても、それぞれ理由は異なっていました。しかし、この状況をポジティブに捉えようとする気持ちは共通していました。
〇アクティビティ2「なにが起こった?どう感じた?」
新型コロナウイルス発生から半年ほど経過していたこと、志村けんさんが亡くったことは、共通して大きな驚きでした。新型コロナウイルスに対する危機感を持った時期、新型コロナウイルスを意識してマスクを着用するようになった時期等が違いました。お互いに、どのように春休みを過ごしていたのかなど報告しあう時間にもなりました。
〇アクティビティ3「様々な意見を読んで考える」
それぞれ驚いた意見・情報が違い、その理由も知れました。ワークシート③にはコロナウイルスに関する8つの意見・情報が載っているのですが、このワークシートを通じて初めて知るものもありました。
〇アクティビティ4「これからの世の中」
テーマごとに、コロナウイルスの影響で変化すると思うこと、そして自らが変えたいと思うこと、こんなふうに変わっていってほしいために自分ができることはなにか?について考えました。
※テーマの例:仕事・雇用、政治、衣・食・住 暮らし方、経済・産業など
個人的な感想なのですが、ワーク④における自分の考えをまとめるのに時間がかかったと同時に、他の人がどんなことを考えたのか気になりました。そのため、様々な意見が聞け、このような社会の動きもあるのかと新たな気づきの連続でした。自分が変えたいと思うこと、あるいはこんなふうに変わっていってほしいと思うことに対して自分ができることについては、これからアイディアが思いつくのもしれない、と思います。
当たり前かもしれませんが、意見交換をすると、様々な気持ち・意見が聞けるため、共感したり、気づきを得たり、新たな考え方を知れたことは大きな収穫でした。
それぞれの状況により、新型コロナウイルスに対する気持ち・意見は様々ですが、このワークショップ全体を通じて、「前を向いて進んでいこう!何かチャレンジしてみよう!」というポジティブな気持ちを共有できました。
(ボランティア支援室サポートスタッフ 下井田絢子)