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先輩からのメッセージ(中小企業診断士登録養成コース:矢板 ゆき江さん)

経営学研究科 ビジネス・会計ファイナンス専攻 中小企業診断士登録養成コース 博士前期課程修了生 矢板 ゆき江さん

実企業の診断体験を通してコンサルティング・スキルを身につけ、卒業後のキャリアを充実したものに


矢板 ゆき江さん

Q.大学院に、進学しようと思った動機・経緯は?

 私は、高校生の頃から法律が好きで、法律を勉強し法律畑で働いてきました。企業の法務部門で働いているときに、企業の経営層と話す機会が多く、経営の勉強をすることでもっと深くより良い仕事ができるようになると思い中小企業診断士の勉強を始めました。資格取得の勉強をする中で、いままで勉強をしてこなかった経営の知識を得ることができたものの、実践でどのように活用すればよいのか、ということは疑問に思っていました。そんな時に、東洋大学の大学院のことを知り、いままで勉強してきた経営知識と実践を融合させることができるのではないか、と考え、大学院進学を決めました。また、将来かかわっていきたいと考えていた興味のあるビジネスについて修士論文を書くことで、そのビジネスに関する情報収集はもちろん、ビジネスの専門家である教授からの指導うけられるという素晴らしい機会を得られるというのも、大学院に進学しようと思った動機の1つです。

 Q.矢板さん、プロフィールを教えてください。

 私は、東京都の中野区の出身です。ずっと中野で生まれ育ったので、中野という庶民的かつ便利な町がとても好きです(私が子供の頃は、中野ブロードウェイは六本木ヒルズのようにかっこいい町でした)。子供時代は、今よりもずっと活発・積極的で、小学校時代は自ら進んで学級委員を6年間務めたり、学芸会では常に主役を演じているような子供でした。その後は、成長する中で、あまり目立つことは好んでやらなくなり、高校・大学時代は哲学・政治を主とした読書が趣味の大人しい人間に変化していきました。

「高校時代から興味を持った法律について」

 職歴は、大学法学部を卒業後、司法書士事務所、法律事務所に勤務した後、企業の法務部門で勤務しました。法務部門は、ケーブルテレビ会社、専門商社、製薬会社と3社経験しました。司法書士事務所では、司法書士の勉強をしながら、不動産登記・商業登記の全般について行ってきました。法律事務所では、訴訟や破産を含む紛争プロセスのサポートを行ってきました。企業の法務部門では、会社内の社員の人からの法務相談をはじめ、契約書のひな型の整備や社内研修を行ってきました。

 現在は、中小企業診断士として独立をして活動をしています。活動の中心は、国の施策で行われているよろず支援拠点という相談窓口でコーディネーターとして、日々事業者さまの経営相談にのっています。

 どの仕事でも困っている人をサポートしてあげられるというのが一番の魅力であると感じています。

Q.なぜこの大学院を選んだのか?

 基本的に授業が土曜日・日曜日に、ゼミは平日の夜に行われるので、仕事との両立が可能なことが一番の理由です。加えて、キャンパスが都心にあり、仕事先や自宅からアクセスが良いという利便性も考慮しました。他の養成機関・大学院に比べて、実習指導員や演習講師陣の年齢層が40~50代と若く、実務で活躍されている現役コンサルタントが指導にあたる点も魅力的でした。

 

Q.大学院の魅力は?

 大学院での2年間は、思った以上に仕事との両立が大変ですが、やはりMBAの学位と中小企業診断士の資格が2年間で同時に取得できることが魅力です。また、ふだんの閉じられた仕事関係の中では知り合えないような、多様な経歴を持つ同級生や先輩と知り合いになれて、研究や仕事に役立つ情報交換ができることが有意義でした。さらに、東洋大学は学食をはじめ、図書館など施設も充実しているため、じっくりと研究するのにはとても良い環境だと思います。

 それに加えて、とても忙しい2年間、教授陣・教務課等のサポートが手厚かったことで何とか乗り切れたのだと思います。とても助かりました。

矢板 ゆき江

 

Q.論文の研究テーマ・授業の内容は?

井上善海教授 論文のテーマは、「ソーシャル・ビジネスの事業成立に関する課題研究」です。今まで社会の役に立つ仕事をしてきていて、それをビジネスとして成り立たせるためにはどうしたら良いかということを研究してみたいとと考えていました。ゼミを担当していただいた井上教授にはテーマ設定やアプローチのしかたからていねいに指導していただき、自分自身の興味のあるソーシャル・ビジネスについて理解を深めることができ、今後、自分自身でビジネス展開していく上での気づきを得ることができました。井上善海教授 メッセージはこちら

 

Q.指導を受けた「教員」との「エピソード」はありますか?

木下 潔教授 入学してすぐに、グループディスカッションの成果をプレゼンテーションし、それをビデオに収録して、クラスメイトや担当の木下特任教授から「良いところ、直したほうがいいところ」のコメントをもらう、という授業がありました。見たくない自分の姿を直視しなければならず、厳しいコメントもいただいたのですが、「では、どうすれば改善していけるか?」「良いところを伸ばすにはどうすればよいか?」という具体的なアドバイスをもらい、スキルアップができたことが自信につながりました。また、井上教授の経営戦略論の授業で、企業戦略の策定手法はそのまま個人にも適用できると教えていただき、自分自身のキャリアの棚卸やこれからのビジネスモデルについて計画を描けるようになったことが大きな収穫でした。木下潔特任教授 メッセージはこちら

 

Q.大学院での学びが、今どんな形で役立っていますか?

 現在は、中小企業の事業者さまからの相談を受けているのですが、大学院の授業の中に相談窓口業務をおこなうロールプレイもあり、そのまま実践になったと実感しています。教えに来てくださっている講師の方も相談窓口業務を何年もおこなっているベテランの方だったので、アドバイスが実践的でとても役に立ちました。またソーシャル・ビジネスについての知識も増えたことで東京都診断士協会の「ソーシャル・ビジネス研究会」へ参加し、さらなる知識を増やしています。さらに、講師として大学院に教えに来てくださっている中小企業診断士の先生方とのネットーワークができることで、実際のビジネスが広がっています。

 

Q.今後、東洋大学大学院を目指される方たちへのメッセージを

 社会人になってからの勉強は本当に楽しいです。実践でやってきている仕事、これからやりたいと思っている仕事に大いに役に立ちます。興味のあることをさらに深め、専門性を磨いていくことで、自分が成長できるだけでなく、社会に貢献することもできます。ぜひ大学院で専門的な知識を身につけ、「なりたい自分」を具体的に描くステップとしていってください。

 

プロフィール

■大学法学部を卒業後、法律の勉強をしながら、司法書士事務所、法律事務所での勤務。その後、企業の法務コンプライアンス部門で、契約書、社内規程の作成、社内相談業務に従事。東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻中小企業診断士登録養成コースを2015年に修了。2017年より起業し、補助金支援、相談窓口業務に従事。

矢板 ゆき江

「趣味はランニングと読書。ランニングは週に1回、2回。10キロくらいは楽しく走れるので、今年はハーフマラソンに出たいなと思っています。
企業も人も体力勝負。目指せ、東京マラソン出場!!
作家は、直木賞作家の宮部みゆき、桐野夏生、乃南アサや、松本清張、横山秀夫などの社会派サスペンスが好き。好きな作品は宮部みゆきの「火車」「蒲生亭事件」。
最近、はまっているのはアメリカドラマの「メンタリスト」。人間心理を巧みに操る捜査官が犯人を追う社会派サスペンスから目が離せません。
“世の中の動き”と“人”への興味は昔から変わりません。法務関係の仕事を選んだのも、世の中の重要な部分の核になっているのは法律だと思うので。
憲法、民法、会社法。法律はたくさんありますが、その全てが社会の安心とみんなの権利を守っています。」