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国際地域学研究科 国際地域学専攻

国際地域学専攻

多様化していく国際問題の、その対応策を模索する

 

国際地域学専攻長

岡本 郁子

教員紹介はこちら

 

 

専攻長メッセージ

地域の多様な諸課題を解決できる人材を養成

 21世紀に入って以降、アジアやアフリカ地域を中心に途上国の経済発展は目覚ましいものがあります。その一方で、紛争や貧困といった従来からの課題もいまだ深刻な影を落としています。そうした中で、先進国と途上国との関係も援助する側とされる側といった一方通行的な関係から、相互に協力して歩む関係へと着実に変化しつつあります。このようにダイナミックな変化を伴いながら多様化する世界で、現場に入って地域の様々な課題に取り組みたいという志をもった皆さんを、本専攻は歓迎します。

 本専攻は、経済学・社会学・工学・政治学・人類学などの専門分野をベースとして、地域の諸課題を現場で解決し、地域の魅力を引き出し磨くことができる専門性を持った人材の育成を行っています。まちづくりや地域発展に関連するフィールドを研究対象とする学生が多く、環境との調和を図りながら地域の特性や資源を活かした「地域づくり」とその持続的な発展の実現を目指しています。そうした研究成果が様々な形での国際協力や国内外の農村・都市開発の実践につながることが期待されます。

 国境を越えたボーダーレスな現代社会では、特定のフィールドに精通しているだけでは、地域づくりの実践の場で活躍できる人材としては不十分です。本専攻では先進国と途上国、日本国内外、都市部と農村部など、あらゆる地域の諸課題を対象とする研究を推進しています。学生のみなさんには、フィールドに入り研究を進めていくなかで特定の専門性を超えた分析能力を身につけていただきたいと思います。本専攻には、そのような研究ニーズに応えられる教員が数多く在籍しています。

 「地域づくり」は、「真っ白なカンバスに自由に絵を描く」ようなものではありません。また、地域の諸課題の解決策に、いわゆる「切り札」は存在しません。目前に山積する問題を受けとめて、地域の歴史や文化などを尊重しながら、絡まった紐をほぐしていくように、着実にひとつずつ成果を積み上げていくことが求められます。そのような「現場力」のある「専門性」の獲得を目指す皆さんを大いに歓迎します。

概要

 21世紀に入り、グローバル化により生じる開発、貿易、環境などの諸問題に対応できる高度な専門知識を持った人材が渇望される中、国際機関でも人材募集に際して博士号の取得が求められるなど、その傾向はますます強まってきています。こうした動向を踏まえ、国際機関、国際開発ビジネス、国内関係分野において有用な役割を果たす人材の育成を目指して開設されたのが本専攻です。新しい社会の発展を積極的に担う勇気と活力を備え、好奇心あふれた人々を大いに歓迎します。

  • 入学定員:前期課程15名/後期課程5名
  • 開講時間:昼夜開講
  • キャンパス:白山
  • 学位:前期課程 修士(国際地域学)/後期課程 博士(国際地域学)