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学際・融合科学研究科 先輩からのメッセージ(ブラハティスワラン・ダンダユダパニさん)

シンガポール国立大学研究員 ブラハティスワラン・ダンダユダパニさん  
《2012年 学際・融合科学研究科 バイオ・ナノサイエンス融合専攻 博士後期課程修了》

掲載されている内容は2013年6月現在のものです。

プラハティスワラン・ダンダユダパニさん

バイオ・ナノサイエンス融合専攻 博士後期課程修了

ブラハティスワラン・ダンダユダパニさん

海外留学によって人生は変わる。大学院は実践的で専門的な研究技術を身につける最高の場所。 

Q.日本に留学しようと思った理由を教えてください。

 私の主な研究はバイオ・テクノロジーで、さらに研究を進める上で国際的な視野が不可欠だと感じていました。様々な側面を考慮し、日本へ留学することが最良であると結論を出したのです。高度なテクノロジーを持つ日本でなら、確実にハイレベルのスキルを身につけることができるはずだと考えたのです。 

Q.東洋大学大学院を選んだのはなぜですか?

インターネットでナノ研究機関のリストを検索し、文部科学省が選定する優秀な13のナノテク・センターの一つに、東洋大学のバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターがあることを知りました。これが、ここを選んだ主な理由の一つです。   

Q.大学院での研究テーマについて教えてください。

エレクトロスパンのナノファイバーの最適化、生成、評価が私の研究プロジェクトでした。ナノコンポジット(炭層カーボンナノチューブとゼイン)の組成に始まり、ゼイン・ナノファイバーがバイオメディカル応用において有効に活用できる可能性を探り、最終的に、量子ドットの研究によってナノファイバーのカプセル化に至りました。   

Q.この分野を研究するようになった理由を教えてください。 

最初はバイオナノに興味を持ちました。研究を進める過程でバイオメディカル応用に関心が向くようになったのです。この新生分野にバイオとナノテクノロジーを融合させ、医療における新しいプラットフォームを構築する絶好の機会だと考えました。 

Q.大学院で得たものは何ですか?

データ処理の技術だけでなく、スケジュールの管理や、系統立てたデータの分析も含め、誰にも頼らず研究を完了させる能力も身に着けることができました。加えて論文執筆の基礎を学び、学術会議でのプレゼンテーションも経験しました。常に協力的な研究者たちに囲まれ、自分の関心事や情熱を彼らに語ることで、私はあるべき自分の姿を追求できました。何時間も実験や研究課題に取り組み、アイディアを発展させ、指導教授や同僚たちと議論を重ねました。彼らは私が1人で手こずっていると、すぐに手を差し伸べてくれましたが、決して特別扱いはしませんでした。こうしたすべての経験は海外留学によってもたらされたものであり、私のものの見方に大きな変化を与え、多くのことを教えてくれました。留学によって人生は変わります。

Q.現在の仕事について教えてください。

現在はシンガポール国立大学の研究員をしています。ナノマテリアルによる環境とバイオメディカル応用のためのエレクトロスパン・ナノファイバーの開発が主な研究テーマです。研究所の中心的な研究員の1人として重要なプロジェクトを指揮していますし、同時にバイオメディカル治療学のプロジェクトにも関わっています。大学院時代に論文セミナーに参加した経験がとても役立っています。知的な学生たちと、科学論文を読み、実験の計画を立て、新たなプロトコルの適応とデータの提示を続けたことが私の研究の基礎となり、博士号を取得したことがバイオメディカル研究にインスピレーションを与え続けているのです。

Q.今後の夢や目標について教えてください。

バイオマテリアルやナノメディカル研究分野で優れた科学者になって、人間の生命に有効でインパクトのあるテクノロジーを開発したいと考えています。才能ある共同研究者を見つけて、視野を広げたいです。ゆくゆくは起業して、人々の健康に貢献することが夢です。

Q.大学院進学を考えている学生にメッセージをお願いします。

高いスキルと知識を持った外国人留学生を受け入れる大学院に言語の障壁など存在しません。東洋大学大学院は実践的かつ専門的な研究スキルを身に着けることができる最高の場所です。

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