MENUCLOSE

教育改善への取り組み(2008年度FD研修会記録)

社会学部では、各学科がその特徴をいかした教育改善への取り組みを行っています。各学科の取り組みについては、社会学部のFD研修会において教員全体で共有し、さらなる教育改善を図っています。

Sociology 社会学科の取り組み

社会学科においては、一年生対象の「基礎ゼミ」、「社会調査および実習」、そして必修化している卒業論文を重視した教育を行っている。

社会学科の取り組み 文責:渡辺満久

画像:社会学科の取り組み

1.基礎ゼミ

  1. 少人数制への努力
    6コースを維持
    学生数が増加すれば増コース
  2. シラバスの共通化
    新入生はコースを選べないので、教育内容を共通にしている
  3. フレキャンの重視
    授業開始時期に、仲間・先輩・教員との交流の場を充実させる
    学生の満足度は非常に高く、その意義を重視している

2.社会調査および実習

  1. 社会調査の集大成(3年次開講)としての位置づけ
    十分な知識・社会学的問題意識をもとに受講することを要望
  2. 社会調査士資格の趣旨に沿う実践
    確かな人材を送り出したい
  3. 研究計画の作成・報告書の執筆は卒論執筆にも役立つ

3.卒業論文(卒業研究)

  1. 必修化
    テーマ設定と問題解決能力をもった学生の育成
  2. 少人数制への努力
    4年時ゼミを12コース開講
    きめ細やかな指導体制
  3. 概要集(印刷物とCD-R)の作成
    卒業記念(CD-Rを配布)
    これまでの卒業論文を既存文献として整備

社会学科の取り組み [PDFファイル/24.3MB]

社会学部社会学科ホームページ

Socio-Cultural Studies 社会文化システム学科臨地教育の充実

社会文化システム学科の教育は、グローバルな視野と臨地調査(フィールドワーク)に基づく知識を接合して、現代の社会・文化現象を総合的に理解することを主眼としている。このため、臨地教育、つまり「現場」での調査実習・調査指導に焦点をおいた教育の充実を図っている。臨地教育を通じて、学生は現場において自ら考え行動することを学び、ひいては自主性をもった実践的人材を養成しようとするものである。その現場は、東洋大学のまわりの地域、つまり文京区とし、地域との連携をはかることにした。そして、文京区を考えるに欠くことのできないもの、そしてわれわれの生活にも欠くことのできないものであり、さらに多面的に展開するテーマとして、「紙」を取り上げることになった。こうして学科の研究教育プロジェクト「紙の総合学習を通じた地域間連携?文京区を基点とする実践的臨地教育を目指して」を2007年度に立ち上げ、活動を継続中である。本プロジェクトの主旨、活動内容については、学科ホームページで紹介している。

画像:紙の総合学習を通じた地域間連携?文京区を基点とする実践的臨地教育を目指して

紙の総合学習を通じた地域間連携 ?文京区を基点とする実践的臨地教育を目指して [PDFファイル/88KB]

社会学部社会文化システム学科ホームページ

Social Welfare 社会福祉学科インターシップとPBLの活用

社会福祉学科では、その特徴ある教育として、「インターンシップ」と「PBL(Problem Based Learning)を活用した実習前講義」を行っている。前者は、社会福祉現場実習以外の場において、社会福祉の知識や技術を活用することを目指したものであり、学生たちの自省や卒業後の職業選択にも影響を与えている。後者は、問題発見解決型学習であるPBLを、大人数の授業に活用することを模索した教育であり、学生への指導として有効なものとなっている。

画像:PBLを活用した実習前講義画像:2008年度インターン活動例画像:社会学部社会福祉学科インターンシップ報告

PBLを活用した実習前講義 [PDFファイル/1.8MB]

2008年度インターン活動例 [PDFファイル/751KB]

社会学部社会福祉学科インターンシップ報告 [PDFファイル/152KB]

社会学部社会福祉学科ホームページ

Media and Communications メディアコミュニケーション学科 HiTS

メディアコミュニケーション学科の特徴ある企画として、「白山インターネットテレビプロジェクト(HiST)」がある。 これは、白山近辺の地域情報と東洋大学の活動を中心に、学生が企画・取材・編集した映像作品を、インターネットを利用して学内外に発信するものである。

このプロジェクトによって、学生の能力を高めるとともに、地域貢献を果たしている。

画像:社会学部FD研修会 メディアコミュニケーション学科

社会学部FD研修会 メディアコミュニケーション学科 [PDFファイル/4.8MB]

社会学部メディアコミュニケーション学科ホームページ

Social Psychology 社会心理学科クリティカル・シンキング

社会心理学科では、2004年度から教育効果の測定の試みとして「クリティカル・シンキング(Critical Thinking)」の測定を実施している。 1年次と3年次に測定を行い、比較によって能力の向上のアセスメントを行うことをねらい現在3学年分の比較データを得ている。 社会心理学科はその教育目標として、さまざまな問題に対処する論理的な思考力を磨くことを大きな1つの柱としており、データや根拠に基づく推論、世の中で言われていることを鵜呑みにしない批判的態度を涵養することを重視している。

Zechmeister & Johnson (1992)は、クリティカル・シンキングを、問題に対して注意深く観察し、じっくり考えようとする態度、論理的な探求法や推論の方法に関する知識および、それらの方法を適用する技術の総体として捉えた。Ennis(1985)は、クリティカル・シンキングを、(1)自分の推論過程を意識的に吟味する反省的な思考、(2)何を信じ、主張し、行動するかの決定に焦点を当てる思考、(3)自分の意見と一致しない場合であっても、その気持ちを介入させることなく推論する思考として指摘している。さらに、このようなクリティカル・シンキングを可能とする態度として、Zechmeister & Johnson (1992)は、知的好奇心、客観性、開かれた心、柔軟性、知的懐疑心、知的誠実さ、筋道だっていること、追求心、決断力、他人の立場の尊重を挙げて、批判的思考態度のいくつかの測定の試みが日本においてもなされている。

これまでのところ、社会心理学科で比較を行った1年次と3年次での批判的思考態度の得点では、一部を除いておおむね向上が見られる結果が得られた。また、批判的な思考力を測定する課題においても向上が見られた。今後も測定尺度の精錬を図り、教育効果を規程する要因についても検討を行っていく予定である。

画像:社会学部FD研修会 メディアコミュニケーション学科

批判的思考の教育効果 [PDFファイル/125KB]

社会学部社会心理学科ホームページ


教育改善への取り組み(2008年度FD研修会記録)

授業評価アンケート(2008年度調査結果報告)

授業評価アンケート(2010年度調査結果報告)

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)