応用生物科学科

FACULTY OF life SCIENCES 生命科学部 応用生物科学科 板倉キャンパス

About

生物が持つ優れた機能を活用し、
環境から食糧まで社会問題の解決を目指す

応用生物科学科は、学部の教育理念である「生命の総合的理解の上に立って、地球社会の発展に貢献する創造的思考能力と倫理観を併せ持った人材を育成する」に沿って、生物が持つ優れた機能を活用して、環境、健康、資源、食糧などの社会の諸問題を解決し、人類の持続的発展を目指す国際的な人材の育成を目的としています。また、地域産業にも目を向け、地域社会の活性化にも貢献するベンチャー的行動力を持った人材教育を目指しています。

応用生物科学科の3つの特徴

01 人類が直面する多様な問題と向き合う

人類が直面する多様な問題と向き合う

応用生物科学科は、生物が持っている優れた機能を活用して、環境、健康、資源、食糧などの人類が直面する多様な問題を解決しようとする人材を育成します。

02 専門的・系統的な学習を可能にする4つのコース

専門的・系統的な学習を可能にする4つのコース

興味を持った分野を専門的・系統的に学習できるように「応用動物」「植物資源利用」「微生物利用」「生命環境」のコースを設けています。

03 卒業研究で磨かれる多彩な能力

卒業研究で磨かれる多彩な能力

卒業研究を通じて、独創的課題探求能力、主体的問題解決能力、プレゼンテーション能力、協調性などを習得します。

# こんなことも応用生物科学科の学び

応用生物科学科では13名の教員が一学年あたり10名前後の学生の勉学意欲をサポートしています。学生実験のほか、野外フィールド実習、微生物学体験実習などの応用生物科学に関する多彩な実験実習や体験学習がカリキュラムに組み込まれています。また、公害防止管理者や危険物取扱者(甲種)・上級バイオ技術者認定試験などの資格取得を支援し、合格者に対して大学院への推薦入試受験資格を与えています。

こんなことも応用生物科学科の学び

教員一覧

こんな資格がめざせます

  • 教育職員免許状:中学・高校理科教諭1種
  • 国家資格:技術士補、食品衛生管理者(任用資格)、食品衛生監視員(任用資格)、甲種危険物取扱者
  • 学会・協会認定資格等:上級バイオ技術者、公害防止管理者、環境測定分析士 等

※上記資格の一部は、卒業・単位修得以外に条件があるものを含みます。詳細は 取得可能資格一覧(PDF: 1ページ)をご確認ください。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

1.人材の養成に関する目的

応用生物科学科は、学部の教育理念である「生命の総合的理解の上に立って、地球社会の発展に貢献する創造的思考能力と倫理観を併せ持った人材を育成する」に沿って、生物が持っている優れた機能を活用して、環境、健康、資源、食糧などの社会の諸問題を解決し、人類の持続的発展を目指す国際的な人材の育成を目的としています。また、地域産業にも目を向け、地域社会の活性化にも貢献するベンチャー的行動力を持った人材教育を目指しています。

2.学生に修得させるべき能力等の教育目標

  1. 社会人としての一般教養、社会的マナーを身につける。
  2. 生命科学とその応用に関する幅広い専門知識を修得する。
  3. 専門知識を社会に還元するための実践的能力、技術を修得する。
  4. 産業界の活性化に貢献できる知識と行動力を身につける。
  5. 国際的に活躍できるように、コミュニケーション能力や語学力を培う。
  6. 物事を多面的かつ論理的に考察し、その内容を的確に情報発信できる能力を身につける。
ディプロマ・ポリシー

応用生物科学科の学位授与の要件は次のとおりです。

  1. 幅広い教養をもち、生命科学とその応用に関する深い専門知識を有する。
  2. 生命科学の知識や技術を活かし、環境、健康、資源、食糧などの人類社会の諸問題を解決するための課題探求能力および問題解決能力を有する。
  3. 物事を多面的かつ論理的に考察し、その内容を的確に情報発信し、国内外の他者とのコミュニケーションを通じて、より良い社会の構築に貢献する能力を有する。
  4. 人類社会の諸問題に関心をもち、これら問題の解決のため生命科学の知識や技術を活かす意欲がある。
  5. 東洋大学の建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」、「独立自活」、「知徳兼全」に基づいて考えて行動できる。
カリキュラム・ポリシー

応用生物科学科では、「生物が持っている優れた機能を活用」する能力を身に付け、環境、健康、資源、食糧などの社会問題の解決に貢献できる人材を育成するために、以下のような教育を実施します。

  1. 本学の建学の精神「独立自活」、「知徳兼全」を涵養する基盤教育科目を配置し、グローバル人材を育成するための哲学教育、語学教育、キャリア教育を行う。
  2. 生命科学に関する基礎知識を学修する科目群を1,2年次の必修科目に配置するほか、自身の方向性・将来性を模索するための手がかりとして「応用生物科学序論」を開講する。
  3. 1年次後半以降、系統的に専門性を養うための「応用動物コース」、「植物資源利用コース」、「微生物利用コース」、「生命環境コース」の4つのコースを配置する。
  4. 化学実験、バイオテクノロジー実験、生物学実験、生化学実験、分子生物学実験などの実験科目、および、学外実習、微生物学体験実習、野外フィールド実習などの実習科目により、生命科学とバイオテクノロジーに関する基礎的な知識や技術を修得する。
  5. 条件を満たした学生は、3年次後半に「研究室演習」を履修でき、早期に卒業研究に取り組むことが可能となる。
  6. 3年次後半以降、原著論文を読むためのスキルを修得し、物事を多面的かつ論理的に考察する能力、および、その内容を的確に情報発信できるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養うための「応用生物科学輪講I〜Ⅲ」を配置する。
  7. 4年次では、1年次から3年次までの学修内容を基にして、卒業研究を実施、卒業論文の執筆を行うことで、発想力、論理的思考力、問題解決力、表現力など総合的能力の向上をはかり、生物の機能を活用できる専門性を養う。
アドミッション・ポリシー

<学科が求める人物像>

応用生物科学科では、学士課程教育を行うにあたり、次のような能力を備えていると判断される者を受け入れることとします。

  1. 高等学校で履修する理科(化学・生物)、外国語、数学などについて、高等学校卒業相当の知識を有している。
  2. 自分が学習した内容を的確に表現し、伝えることができる。
  3. 環境、健康、資源、食糧などの諸問題に関心を持ち、これら問題の解決のため社会に貢献する意欲がある。
  4. 対話などにより他者との相互理解に努め、自ら学び行動する態度を有する。

<入学までに習得すべき学習等への取り組み>

応用生物科学科に入学する者として、次のように学習等に取り組んでもらうことを求めます。

  1. 高等学校で履修する科目、特に理科(化学・生物)、外国語(英語)、数学について、教科書レベルの知識を十分に修得しておくこと。
  2. 目的意識を持って課題等に取り組み、自らの考えを的確に表現できるようになること。
  3. 環境、健康、資源、食糧などの諸問題について知識を深めること。

キャンパス移転および2024年度からの学部学科体制について

2024年4月に生命科学部が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学部生体医工学科が川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転し、生命科学部生体医工学科に改組します。

移転に伴い生命科学部の学科体制は2024年度から次の通りとなります。

  • 生命科学部生命科学科
  • 生命科学部生体医工学科
  • 生命科学部生物資源学科

開設にともない生命科学部 応用生物科学科(板倉キャンパス)は2024年度に募集を停止します。移転対象の学部学科(募集停止する学科を含む)の在学生の修学キャンパスは、2024年度から朝霞キャンパスとなります。