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経営学部ゼミ紹介―奥村哲史ゼミ

テーマ
「リーダーシップ、交渉と紛争解決、組織行動」

担当: 経営学科/奥村 哲史(おくむら てつし)教授

ゼミの概要 真の批判力を培おう

  批判は日常的には、欠陥を指摘するような意味で使われています。しかし本義は、分析し、比較し、綜合すること(廣松渉『哲学入門』)であり、白川静的に字義をたどるなら、対象を外見でなく、刀をもって半分にし、手に取って中もみて比べること、です。良い刀で斬らなければ、断面が崩れて内部がわからなくなります。昔、日本刀が貴重な輸出品たりえたのは、鋭利かつ折れにくいという特質でした。秘密の一つは素材となる玉鋼。伝統的なたたら製鉄では、大量の砂鉄と大量の炭を投入し、幾日もかけて精錬し、とれるのはわずかな量です。それを叩いて不純物を除き、焼きと鍛錬を重ね、研ぎ上げることで、切れ味よく、しなやかで、操作もしやすい刀ができるのでした。
既存のマスコミや手軽なネットメディアから溢れる欺瞞や操りに健全な抵抗力をもてるよう、良書を「大量に読み、考え、不純物を捨て」、自己の知性を鍛える。ゼミはその手伝いをします。

 

テーマ例 

マネジメントの認知心理学的、社会心理学的、組織論的側面が主要テーマになります。
グローバリゼーションにおいてもイノベーションにおいても、人間が直接かかわる場面には必然的にコンフリクトが発生します。
葛藤、軋轢、衝突、紛争にどう対峙し、どう解決するのか。企業以外にも、ラグビーならエディー・ジョーンズからジェイミー・ジョセフのリーダーシップ、リーチ・マイケルのキャプテンシー、今は亡き平尾誠二のビジョン、バスケットボールは対立の統合を実現した川淵三郎の交渉力、歴史や政治を紐解けば、さらに多彩な研究対象があります。