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(高校1年)2018年度 東京研修【東洋大学大学院連携】実験と観察

2018年8月21日(火)

クリーンルームでの実験

 「キャリア・フロンティア」プログラムの一環として、高校1年生が「課題研究・東京研修」に取り組んでいます。東洋大学大学院のバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターに協力していただき、ナノスケールにおいて発現する現象を理解し、ナノ構造体の作成・観察・分析・解析などを行っています。今後は事後研究を行い、9月に本校で発表会を実施します。

東洋大学 バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターでの課題研究

 昨日に引き続き、川越キャンパスのナノ・バイオエレクトロニクスセンター(BNC)で、プロジェクトごとに分かれて、実験や観察をすすめています。

プロジェクト1「磁性粒子の自己組織化現象」

実験の様子 実験の様子 実験の様子 実験の様子

 遠心分離装置を用いて、厚さの異なる実験セルを作成し、磁性マイクロ粒子を様々な条件下で観察しました。直流磁場中では磁性粒子が直線上に並び、交流磁場中では粒子がシーソーのように動くことが観察できました。明日は、磁性粒子の画像解析を行う予定です。

プロジェクト2「共焦点レーザー顕微鏡による細胞の観察」

実験の様子 実験の様子

電子顕微鏡で見た髪の拡大図

実験の様子

 顕微鏡を用いた細胞の微細構造を調べる研究を行っています。今日は、センター内にある様々な顕微鏡、表面を観察できるSEM(走査型電子顕微鏡)、試料内部をTEM(透過型電子顕微鏡)を用いて観察しました。動物のガン細胞を観察するため、マイクロピペットで細胞をとり、インキュベーターを用い培養し、蛍光ナノ粒子で染色しました。そして共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察しました。明日は、細胞内部の小器官を染色し共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察します。

プロジェクト3「走査型電子顕微鏡による細胞の観察」

実験の様子 実験の様子 実験の様子 実験の様子

 特定の細胞だけを精製し純粋培養するために、細菌などの雑菌をアルコールで殺菌、クリーンベンチでUV殺菌し、無菌状態で体内に近い環境で増殖させました。その後、試料を観察するためにオスミウムで細胞表面をコーティングしSEMを用いて、神経細胞やガン細胞を観察しました。

プロジェクト4「炭素ナノ構造物の創成と観察」

実験の様子 実験の様子 実験の様子 実験の様子

 Fullereneの構造体の内部に別の原子を入れ、性質を調べています。今日は、炭素棒に高電圧をかけアーク放電法を用いてFullereneを作成しました。明日は、作成したFullereneの構造確認をします。

プロジェクト5「誘導加熱による生体反応の促進」

実験の様子 実験の様子 実験の様子 実験の様子

 Lab on a chip 手のひらサイズのチップで実験室で行う反応を行うことを実現することを目指して研究しています。今日は、強磁性体粒子に酵素を合体させました。作製した磁性体を精製し、高周波交流磁場中での酵素活性を調べる誘導加熱実験や酵素の温度依存性測定、活性測定を行いました。

プロジェクト6「リソグラフ技術を用いたマイクロ流路の作成とその応用」

黄色い蛍光灯のスーパークリーンルームでの実験

実験の様子 実験の様子 実験の様子 実験の様子

 マイクロ流路について研究するために、マイクロチャンネルを作製しました。手袋、帽子、マスクをつけ専用スーツを身に纏い、靴を履きクリーンルームに入り作製しました。電子顕微鏡を用いて肺ガン細胞を観察しました。マイクロチャンネルを用いることにより少量の血液で血液検査やガン検査を行うことができます。

 17時ごろに本日の研修を終え、ホテルに向かいました。夕食後は研修のまとめ学習と自学自習を行いました。明日は実験・観察を終え、9月に行う発表に向けての指導を受けます。その後、東洋大学白山キャンパスツアーを行います。 

前回までの様子はこちら

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