2018年4月10日(火)
第56回東洋大学附属姫路高等学校入学式を挙行いたしました。閉式後には高等学校第1学年団の紹介や、中高一貫コース2期生「入学生のつどい」を行いました。
ページ中段に、「生徒代表誓いの言葉(中高一貫コース代表生徒)」を掲載しております。
第56回入学式
学校長式辞、理事長告示、閉式後の学年団紹介の様子
中高一貫コース2期生 入学生のつどい
学校長あいさつ
学校長は、1.教育は共育、2.感動する教育、3.考えるを学ぶ教育の3点について再度確認を行いました。また、平田オリザ著『わかりあえないことから-コミュニケーション能力とは何か-』を紹介し、これからの時代に必要なコミュニケーション能力とは、わかりあえないことを前提として、どうにかして共有できる部分を見つけ、それを広げていく能力である」と述べました。
生徒代表誓いのことば
代表生徒が「暖かな春の訪れとともに、桜舞うこのよき日に私たち2期生のために、「入学生の集い」の場を持っていただきありがとうございます。
私たちは、東洋大学附属姫路中学校の生徒として、3年間中学校生活を送ってきました。中学生から高校生になることは、生活環境が変わらないので、なかなか実感しにくいですが、とても大きな変化です。高校生になると、自由度は増えますが、それに伴い責任も増えていきます。自分の将来のことは自分で考え、行動していくということでもあります。私たちは一人ひとり、「将来の夢」があります。その夢を達成するためには、大学でのさらなる専門的な学びが必要となってきます。今からの3年間は、大学受験に直結してくる大切な3年間で、自分の将来を決めると言っても過言ではなく、私たちにとって大きな試練の時となると思っています。
中学校の3年間では、努力したけれども自分がたてた目標を十分に達成することができずに、悔しい思いをしたこともあります。高校での3年間は、中学校のときよりも時が過ぎるのがさらに早く感じるでしょう。日々の予習・復習を今まで以上に徹底し、自分から課題を見つけ取り組む積極的な姿勢で、何事にも手を抜くことなく、精一杯全力で取り組んでいきたいと思います。
また、私たちは3年間キャリア・フロンティアで多くのこと学んできました。姫路研究から始まった、様々なキャリア・フロンティアを通じて、レポートの書き方やプレゼンの仕方など、社会に出てから必要な能力を身につけることができました。ここで学んだことを、十分に高校生活にも役立て、更に発展させていきたいと思っていきます。
校長先生をはじめ、諸先生方、これからの高校での3年間、今まで以上に厳しいご指導をよろしくお願いいたします。
私たち東洋大学附属姫路高等学校中高一貫コース2期生は、自分の目標・夢へと近づいていくために、今まで学んだことを忘れず一つずつ着実にレベルアップしていくことを誓い、生徒代表の言葉と致します。」と誓いのことばを述べました。
中高一貫コース副主任あいさつ、ホームルームの様子
中高一貫コース副主任は、「中高一貫コース後半戦のスタートが始まりました。しかし、なりたい自分になるために自分の気持ちにスタートを切るタイミングは人それぞれです。いつスタートしてもよいが、ゴールが決まっているならば早くスタートをした方が有利です。スタートは何回切ってもよい、リスタートも大切です。」と述べました。
その後、初心に戻るために、中学校入学時に家族へ書いた手紙のスライドショーを上映しました。
ホームルームの様子