2018年4月9日(月)
校歌斉唱の様子
1学期始業式を行いました。校長は式辞の中で、女子スキージャンプの高梨沙羅選手を紹介し、「自分で限界を決めず、なりたい自分になるためにどうしたらよいかを考えて行動し、共に成長していこう」と述べました。
始業式前には、4月から着任される先生の紹介を行いました。また、始業式後には代表生徒の言葉、生徒指導部長と中高一貫コース主任から新学期に向けての言葉、新クラス発表がありました。
学校長式辞と代表生徒の言葉の様子
始業式後の代表生徒の言葉
いよいよ平成30年度が始まりました。今年度は「できる限り無駄な時間を減らして、意味のある時間を増やすこと」を目標にしたいと考えています。進級することで、学校生活の中では新たに「しなければならないこと」が増えると思います。その中で、自分のしたいことなどもこなしていかなければなりません。つまり、無駄な時間を過ごしている暇は僕たちにはないのです。
僕たちは今までたくさんの無駄な時間を過ごしてきました。どうしても気を抜いてだらけてしまいます。これからはそのような状況を少しでも減らすという事を意識づけるために、この目標を立てました。目標があると、意識の持ち方が変わってきます。それが目標を立てることのメリットです。みんなが意識を変えることで、最終的には無駄な時間ゼロ、意味のある時間100%の中学校生活になると信じています。また、一人ひとりの自分だけの目標を立てることも大切です。もし、その目標が達成されなくても、そこに近づこうとした分だけたくさんのものが得られ、「その得られたもの」はとても意味のあるものです。自分の目標をクリアできるよう、自分で考え、工夫して取り組んでいきたいものです。そしてこの1年、充実した学校生活を送り、この東洋大学附属姫路中学校を、さらに良い学校にしていきたいと思っています。
着任式の様子
4月から新たに着任される先生方の紹介を行いました。
新学年団発表
始業式後に新学年団の発表をスライドショーを使って行いました。生徒たちは新担任、新クラスメートが発表される度に歓喜の声をあげていました。
新学期に向けて生徒指導部長と中高一貫コース主任からの言葉
生徒指導部長からは、「言われてすることに意味はなく、自分からすることに意味があります。また、今すべきことを知っていること、気づいていることが大切です。日常五心「素直、反省、奉仕、謙虚、感謝」を意識し、心の成長を図ってください。人間的としての成長が学力につながります。」と話しました。
中高一貫コース主任からは、「教育現場では不易と流行という言葉を使うことがあります。不易とは変わらないことで、先ほど話があったように感謝する心、謙虚さを持って学習に取り組むことがこれにあたります。流行としては、大学入試が現高校1年生から大きく変わります。新しい入試では、思考力・判断力・表現力が問われます。本校では、キャリア・フロンティアや一部の授業でアクティブ・ラーニングを取り入れた教育を行っています。これからは、すべての授業にアクティブになって、自分で考え、行動してください。また、先生の話したことに『なぜ?』という観点を持ち、質問力をつけていってほしい」と述べました。