2019年3月15日(金)~17日(日)
国際交流プログラムの一環として、中学校3年生が2019年3月10日から3月24日にかけてオーストラリアで海外語学研修を行います。現地での交流を通して、自国文化を発信し、異文化を受容する寛容さを養うことを目的としています。今年度はアデレード班(姉妹校等との交流を中心としたプログラム)とケアンズ班(語学研修と体験中心のプログラム)に分かれて実施します。
今回はケアンズ班の様子をお伝えします。
3月15日(金) 6日目
語学研修の様子
本日も朝8時前後からホストファミリーに送ってもらった生徒が次々と語学学校(youstudy)にやってきました。爽やかな表情で全員が8時半までに登校することができました。登校後の8時半から英語の授業が始まり、途中20分の休憩(モーニングティー)をはさんで12時まで語学研修が続きました。語学学校でのレッスンはさまざまですが、本日は英会話を中心に、発音練習やすごろくゲーム(進んだマスの質問に的確に答えていく)をしながら英語力のレベルアップに努めました。
ランチの様子
ホームステイファミリーに作っていただいたランチを語学学校で食べた後、ジャプカイ アボリジニ カルチャーパークへとバスで20分ほどかけて向かいました。
アボリジニ体験
フェイスアート
入場と同時にフェイスアートをしてアボリジニスタイルに変身しました。
ブーメランの絵付体験
次に武器であるブーメランに絵付けをし、世界にひとつだけの、自分だけのブーメランを作りました。これをお土産として持って帰ります。ただし、武器であるブーメランは殺傷能力があるため、飛行機では機内持ち込みができないこと(スーツケースに入れれば大丈夫です)と、実際に投げるときにはかなり注意が必要なことを確認しました。
アボリジニにかかわるダンス等のショー
それからアボリジニ(特にジャプカイ族)にかかわるダンスなどのショーを観ました。全て英語でしたが、生徒たちは必死に理解しようとしていました。
やり投げとブーメラン投げ
続いて、外へ出て、実際にやり投げやブーメラン投げを体験しました。うまく投げることが難しく、生徒たちは四苦八苦しながらもとても楽しんでいました。
その後、ディジュリドゥという民族楽器(大きな笛のようなもの)についての説明をしてもらいました。息を吐きいれるだけではだめで、唇を上手に振動させ、口で息をはきながら、鼻で空気を吸うという特殊な呼吸方法を用いなければならないということがわかりました。また、ブーメランやソードなどの武器の説明や薬草、毒のある食物の毒の抜き方についての説明もきくことができました。生徒たちはとても興味深く思ったようです。
本日で1週目の授業は終わりです。体調を崩す生徒や日本のことを恋しく思っている生徒も出てきましたが、17時には全員元気にホームステイファミリーのところへと帰っていきました。明日からの土日でさらに語学力や生活力に磨きをかけ、後半の1週間でのさらなる飛躍につなげてもらいたいです。
3月16日(土)~17日(日) 7~8日目
ホストファミリーと過ごす休日
3月16日(土)、17日(土)は、各自ホストファミリーと過ごしました。2、3組が集まってホームパーティーをしている家庭もあるようです。月曜日は語学学校で英語の学習の後、現地の大学生とともに市内を散策する予定です。
ラグーン(プール)に泳ぎに来ていた生徒
ラグーンとよばれる美しいプールに泳ぎにきている生徒もいました。
ケアンズ市内の風景