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Ⅲ.社会貢献・社会連携に関する中期計画

社会貢献・社会連携身近な地域から遠い世界まで、広く社会と連携し、深く貢献していくためには多分野の「知」が必要である。13 学部50 学科・専攻、15 研究科37 専攻を有し、3 万を超える学生・生徒が学ぶ東洋大学や附属学校は社会貢献・社会貢献のための十分なリソースを持つとともに、社会貢献・社会連携活動を推進することが責務である大きな教育機関である。

今中期計画では、研究活動と教育活動の高度化が社会貢献・社会連携活動の高度化に繋がることを前提に、教職員や学生が活動の中で奮闘し、より多くの人に明るい未来を届けるための社会貢献・社会連携活動の推進を計画している。

 

1.生涯学習

・人生100年時代の学びのサポート

「生涯学習のための多様な機会の提供」

人生100 年時代において、「学ぶ→働く→休む」という3ステージの単線的な人生ではなく、様々なフェーズを並行して進む「学ぶ/働く/学び直す」といったマルチステージの人生を送る人々を支援するため、全国各地への講師派遣、資格取得講座、卒業生を中心とした講座の実施等、人生100 年時代に合った生涯学習のための多様な機会を提供する。

・グローバル時代の幅広い学修機会の提供

「全世代型グローバル教育の提供」

グローバル時代において、大学生だけでなく幼稚園から小、中、高までの児童・生徒、社会人から高齢者まで、すべての世代に向けて幅広い学修機会を提供するため、英会話を中心に、基礎能力やビジネスイングリッシュの向上、TOEIC 等のスコアアップ等を目的とした各種講座に加え、宿泊型のプログラムを実施する。

2.ボランティア活動

・ボランティアマインドの涵養

「学生のボランティア活動の推進と支援」

学生のボランティア活動の推進のため、日常的活動、地域おこし、被災地支援、オリンピック・パラリンピック・ボランティア活動等、様々なフェーズのボランティア活動の機会を提供する。また、人間力の向上を目的とした「社会貢献活動入門」等の科目の開講や、全学的なボランティア支援体制の整備等により、ボランティアマインドを醸成するための環境も充実させる。

・社会的課題に対応したボランティアの推進

「学生と教職員が共同して進める地域活性化」

社会的課題に対応したボランティア活動の一環として、学生が地域住民とともに課題解決を行う機会を提供し、地域への理解、学生自身の成長、地域で活躍する人材(学生、地域住民)の育成に貢献する。また、ゼミ活動等と連動させることによって、教員の指導の下、地域の課題を分析、質の高い活動を展開し、単年度では解決できない問題の解決に継続的に支援していく。

・災害等緊急支援ボランティアの推進

「学生と教職員による首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の対策」

災害等緊急支援ボランティア活動を推進するため、学生ボランティアの育成と支援体制の整備を行う。防災教育の充実、ボランティア経験者数・防災講習会受講者数の増、防災・減災リーダーの育成等によって学生ボランティアを充実させ、学生と教職員が連携・協力したボランティア体制を構築する。

3.アジアのハブとしての貢献

・福祉社会デザインの展開

「健やかに子どもが育ち、高齢者が生き生きと、障がい者が障害なく、マイノリティもストレスなく、誰もが住みやすい街で暮らせる社会のデザインを世界に発信」

2023 年度に開設する「福祉社会デザイン学部」の研究教育を通じて貢献していく。国内外の研究機関との連携による世界的な教育・研究の実現、また、地球規模の視野と豊かな国際感覚を持った人材の輩出を通じて、世界へ福祉社会のデザインを発信していく。日本人によるアジア諸国への展開、留学生による母国への還元、更には、東洋大学のアジアのハブとしての拠点形成による貢献を目指す。

・健康社会デザインの展開

「スポーツを通じて人々が繋がり健康を増進する社会のデザインを世界に発信」

2023 年度に開設する「健康スポーツ科学部」では、様々なスポーツコンテンツを通じた社会課題の解決を通して、人々の健康や幸福への貢献と高いQOL の提供、人間価値の創造を目指す。そして、アジア諸国へも、健康スポーツの科学的情報の提供、ヘルスプロモーションの教育研究の展開、体育科教育・学校保健の指導法の提供等を展開していくことで、アジアのハブとして貢献する。

「栄養を通じて人々の健康を増進する社会のデザインを世界に発信」

SDGs で明文化されている「栄養状態の改善」に基づき、健康関連産業はESG投資に合致する経営に主軸を置く。日本の栄養士養成カリキュラムは、単位互換や人事交流が積極的に行われ始め、ベトナムを起点として東南アジアで創成期の段階にある。これらを踏まえ、2023 年度に開設する「健康スポーツ科学部」は国際展開を行っている健康関連産業との共同研究や海外大学との連携を通して、アジア諸国を対象に地球規模の視野と豊かな国際感覚を持った人材することで貢献する。

4.官、民との連携

・学部の教育活動をいかした自治体や企業との包括的な連携

「地域連携プラットフォームに基づく東京都北区との連携推進」

東京都北区との包括協定に基づき組織した地域連携プラットフォームをベースに、2023 年度に開設を予定する福祉社会デザイン学部、健康スポーツ科学部の東京都北区をフィールドとした教育・研究を生かし、健康・スポーツ、子ども、高齢者・障害者、地域福祉、まちづくり等の分野に関する連携事業を推進する。

5.ステークホルダーとの連携

・保護者と支え合い助け合う関係の構築

「父母・保証人向けサービス向上による東洋ONE TEAM 化の促進(保証人マイページの導入)」

保護者との支え合い助け合う関係を構築するため、成績表のダウンロード、就職セミナー映像の閲覧、学費等のキャッシュレス決済等が可能な保証人マイページを導入し、大学と保護者が一体となった学生支援を実現する。併せて、保証人の会である東洋大学甫水会と連携して、学生の各種試合・イベントのチケットの無料配布等限定サービスを行い、東洋ONE TEAM 化を促進する。

・卒業生と支え合い助け合う関係の構築

「卒業生サービスの向上(卒業生システムの強化)」

卒業生との支え合い、助け合う関係を構築するため、大学主催のイベントへの参加機会の充実、大学に関する情報提供の充実等、卒業生向けサービスを向上させる。また、サービスの認知度アップ、利用の促進によって、卒業生との広く深い関係を構築する。

6.広報活動

・「応援したい」と思ってもらえる広報の展開

「学生のスポーツや教育活動等の積極的な配信による、「応援したい」と思っていただける広報の展開」

創立者井上円了の「建学の精神」に基づく活動、スポーツ振興・アスリート支援(東京オリンピック・パラリンピックを含む)、社会連携・社会貢献活動等、本学の特徴的な取組みをWeb メディアを活用して積極的に発信することで、「応援したい」と思っていただける広報を展開し、社会への貢献や、組織の更なる活性化に繋げる。

・「期待したい」と思ってもらえる広報の展開

「教育・研究活動の国内外への積極的な配信による、「期待したい」と思っていただける広報の展開」

卓越した教育研究活動や、新しい分野の学部・学科の設置、国内外のさまざまな機関・研究者との連携等、教育・研究に関する本学の先進的な取組みを積極的に発信することで「期待したい」と思っていただける広報を展開し、社会への貢献、教育研究の更なる活性化に繋げる。


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