ショートヒストリー東洋大学
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囲を第三次産業へと拡大させ、社会の様々な分野で活躍できる「第一級の情報の使い手」の育成に寄与することを目指している。第三の改革は、板倉キャンパスに設置されていた国際地域学部の都心の白山第二キャンパスへの移転である。国際地域学科と国際観光学科はともに「国際」的であることを目指した学科であり、その意義をより強く実現し、有為な人材を育成するために、都心部へ移転させた。第四の改革は、板倉キャンパスの生命科学部に、これまで一学科だけであった生命科学科に加え、応用生物科学科、食環境科学科の二学科を新設して教育内容を拡大したことである。この改革では、社会的、国際的に関心の高い「食」の安全や地球環境の問題を視野に入れ、生命科学部を関東圏における生命科学の教育・研究の拠点として発展させ、人材育成に努めることを目指している。第五の改革は、朝霞キャンパスのライフデザイン学部の生活支援学科の中に、福祉・介護教育と保育・幼児教育を専攻する教育課程を独立させ、生活支援学専攻と子ども支援学専攻の二つの専攻を設置し、教育体制の充実を図ったことである。これは高齢者等に対す第九章 グローバルな大学をめざして297   

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