ショートヒストリー東洋大学
291/326

キャンパスと教育の整備(平成一七)年四月にその白山キャンパスの西側に新校舎(六号館)が完成し、大幅な大学改白山キャンパスは二〇〇三(平成一五)年三月に五号館(井上記念館、井上円了ホール)が完成し、一九九〇(平成二)年にスタートした再開発計画は一応の区切りを迎えたが、二〇〇五革が推進された。文学部・経済学部・経営学部・法学部・社会学部という文系五学部の一年生から四年生までの「都心における一貫教育」が開始された。朝霞キャンパスにはライフデザイン学部が設置された。ライフデザイン学部は「自分の生命の営みを含めた『二一世紀の生活(=ライフ)』をどのように描いていくのか」という新しい学問を体系的に打ち立てて、未来の社会に貢献する人材の養成を目指している。そのため、新学部に「生活支援学科」「健康スポーツ学科」二学科を設けた。また、既存の工学部に「機能ロボティクス学科」が設置された。大学院の工学研究科では、総合力のある技術者や研究者の育成のために専攻を見直し、「機能システム」「バイオ・応用化学」「環境・デザイン」「情報システム」の四専攻に改編第八章 大学改革への出発289   

元のページ  ../index.html#291

このブックを見る