ショートヒストリー東洋大学
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二つの大学像(このとき、社会事業科だけは「超然主義」をとって授業を継続した)。二〇日 二二日 二四日 二六日 二七日 三〇日 こうして一か月のうちに、学長、教員、職員、学生、校友を巻き込んだ事件に発展したこの事件が起きたころ、財団の維持員や昇格委員であった安藤正純は太平洋の船上にい表。大学側、学長排斥運動の高まりに対し、収拾のために一〇日間の休校と、 中心の学生三四名の除籍・停学処分を発表。学生側、学長の学生大会決議(新幹事などの総辞職)拒絶に対し、再度の学生大会を開催。教授団、学長に事件の解決を維持員会に一任するよう再勧告。事件解決のために、第一回顧問会開催。学生大会開催。学生側、休校と学生処分の措置を非難する宣言を決議。教授団、事件の調停を顧問会に一任することで了承。第五章 苦難の昇格運動145  

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