大学に通う資金がない人、また、 原書を読む時間的余裕がない人のために、哲学を速修できる階段を設ける。※二十九歳の青年、井上円了が、一八八七年に五十人の学生と二人の教師とで寺子屋的な哲学館を旗揚げした。原書に通ずるの優ゆう暇かなきものの為に哲学速そく歩ほの階かい梯ていを設け。現代語で言うと宗教家教育家を一変して言行一致名実相応の人を教育すること。【「哲学館開設旨趣」】【「私立哲学館移転式館主井上円了演説」】 7167│ 有言実行の人材を育成
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