52│ 哲学は人生のものさし哲学はすぐに実生活に役立つとか、機械を作るのに役立つというものではないが、社会や人生の軌範になることは間違いない。※【ナノメディスン研究室(著者の一人吉田の研究グループ)のモットー】研究室は道(社会)への誠実さをも学び、モノの見方・考え方も鍛える場である。卒業後は高い場であり、研究だけでなく、その「実践・修行」における態度として、学問と人間志を持って、自身の基軸(哲学)を確立し、社会で東洋大生力を発揮すること。哲学は実際に在って直ちに世間を支配するものでもなく機械を拵こしらへるものでもないが世間人事の尺もの度さしとなるは哲学に違いない。現代語で言うと【「哲学館開設旨趣」】
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