井上円了100の金言
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何の使命も果たすことなく、ぐずぐずして日を送る者は、世界に存在することが許されない大悪党である。※『論語』に、「あ過やまちてばすなわち改あらたむるに憚はばかることなかれ」とある。間違っていても、なかなか変えずにグズグズしているうちに、傷口を大きくすることがよくあるのである。正しいことが分かれば、すぐにやることが大切であるということである。実に宇宙の大罪人たるを免れず天地もいれざる大逆賊に比すべきものである。現代語で言うと【「奮闘哲学」・第九節】 6262

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