井上円了100の金言
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※「中庸」という言葉は、「真ん中」という意味だけではなく、「物事の本質」と解釈す色々な考え方を相互に含みあって、その中間を取ること、これを円了(円満完了)の中道という。※井上円了は、「弊害を正そうとして、孔子は倫常の道を説き、釈迦は中道の理を教えることもできる。た」や「世の人が常に物と心との中間に立ち」や「中道の理を明かしたのは、時代や諸説相あい合あいしてよくその中を得たるものこれを円了の中道と称するなり。現代語で言うと【「哲学一夕話」・第二編】 5348│ 円了の中道

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