井上円了100の金言
51/116

私たちの意識から発せられる光明は、万物に内包されているのと同じ光明である。そうであるならば世界の進化とは、この万物内包の光明が外部に向かって放出さることである。※儒学者・三み輪わ執しっ斎さい(一六六九―一七四四)は、「心の本体は即ち人心に宿れる天神な※43番目とセット。吾人の意識より発するところの光明はすなわち世界内包の光明なり。しからばすなわち、世界の進化とはこの世界内包の光明がようやく外界に向かいて開現することにほかならずと。現代語で言うと【「妖怪学講義」・理学】 4944│ 万物が放つ光明

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る