井上円了100の金言
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真理すなわち理想の体は平等で無差別であり、始まりも終わりもなく前も後ろもなく、まるで丸い柵そのものである。※ここでの「理想」は、現代語の「理想」と異なる。「理想の体」とは「世界の本体」明することを主とし、世界について物事を最も広く深く考えるための形而上学である。のことである。真理すなわち理想の体は平等無差別にして始終なく前後なくあたかも円えん埓かこいそのもののごとし。現代語で言うと【「仏教活論本論第二編顕正活論」・第一〇四節】 4137│ 真理は平等である

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