井上円了100の金言
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実際に私の目の前に現れる自然、私の周辺に立ち現れる人々は、すべて教えを説く活きた書物である。※『論語』の「我以外皆我師」(自分以外のものはすべて自分の先生である)とは、まさに、周囲の人や物のさまざまな情況を謙虚に把握することによって、自分を向上させることができるという意味である。実にわが目もく前ぜんに現るる天地万物わが周囲に交われる社会人類はみな活きたる書物である。現代語で言うと【「奮闘哲学」・第一講】 2925│ われ以外みなわが師

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