井上円了100の金言
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人間の表層は相対的であるが、深層には自ら存在する絶対的なものが必ずある。それは死物ではなく活物であり、物質ではなく精神的なものである。※井上円了が仏教哲学を提唱した目的は、仏教には、西洋哲学や科学とも矛盾しないことを示し、さらには科学を越えた「絶対的真理」を仏教によって説明できることを示すことにあった。現代語で言うと物界を起点としたる観察心界を根拠としたる論証経験を主眼とせるもの【「迷信と宗教」・第五七段】 2522│ 多様な見方をまとめる

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