井上円了100の金言
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独断の行き着く先は懐疑であり、懐疑の行き着く先は独断である。※『論語』に、「孔子は四つの欲望を絶った。独断専行することなく、先入観がなく、学者は政府の言いなりになるよりも、国民のニーズに寄り添う方がよい。固執することなく、我をはるということもなかった」とある。官かん々かんとなる金きん石せきの声よりも民みん々みんと呼ぶ蝉せみぞこひしき。現代語で言うと現代語で言うと【「奮闘哲学」・第二一節】 2219│ 学者は国民目線で考える

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