※井上円了は世界一周旅行を三回行った（三十歳、四十四歳、五十三歳）。自分の目で欧米各国の固有の学問や工芸は好きになるが、その学問と工芸の根底には、その国の独立を守ろうとする精神が多く含まれていることを知ろうとしない。※井上円了は、一八八七年九月に哲学館を創立したが、翌年の一八八八年六月には一年※97番目とセット。見て、世界を確かめることを実践し、そこで自分が信じたことをすぐに、みんなに広めようとした。各国固有の学問技芸を愛して一国独立の精神に富めるを知らざること。現代語で言うと【「哲学館目的ニツイテ」】 10697│ 学問の中にも文化
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