きました。同月、学術顧問のドナルド・キーン博士に名誉博士の称号を授与するとともに、記念講演会を開催しました。学長による井上円了の人と思想の広報を中心とした全国行脚講演会を、平成二三年度は新潟と堺の二会場、平成二四年度は東京・白山、名古屋、仙台、福岡の四会場、平成二五年度は、札幌、郡山の二会場にて開催しました。平成二四年の五月二六日には、コロンビア大学教授らの参加を得て、「国際化時代における日本古典文学の可能性」と題した国際シンポジウムを開催しました。さらに、九月一五日には、国際哲学研究センターが「国際井上円了学会」を立ち上げ、設立記念学術大会を開催し、「国際人・井上円了」をテーマに、ドイツ・アメリカ・中国等の研究者による国際シンポジウムを行いました。また同センター自身も翌日、「グローバルな現実に向き合う哲学」の国際シンポジウムを開催しました。このほか、一〇月二〇日には、グリム童話刊行二〇〇年記念国際シンポジウムを開催し、一一月東洋大学の現在と未来 ―国際化を目指して― 32
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