東洋大学史ブックレット15
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果を教育活動に活かし、かつ社会に還元していく体制を築くことを目指すべきです。研究活動においては、国際的研究拠点を各研究科もしくは専攻ごとに構築し、しかも地球環境が抱える危機的問題の解決策の創造に取り組む大学でありたい。教育活動においては学力と人間力の豊かな、優秀な学生を育成する教育活動を展開し、混迷を深める地球社会の新たな秩序の創出を担う人財を輩出する大学でありたい。と同時に、本学に在学することが学生の自主性・主体性を育て、生涯にわたって学習していく基盤作りとなるような教育を実践し、学生一人ひとりの個性を尊重しつつその真の自己実現を真剣に資助していく大学となるべきです。さらに、地域社会から国際社会まで、さまざまな地平での社会貢献活動を展開し、特に東日本大震災からの復興、日本社会の再建、国際社会における貧困や格差の解消等に真摯に取り組む大学でありたいと考えます。また、本学各キャンパスの国際化、キャンパス間の連携を進め、教育・研究の内部東洋大学の現在と未来 ―国際化を目指して― 28

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