東洋大学史ブックレット15
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ノント大学、パリ第六大学、インド工科大学等)と共同研究を推進してきました。また、産学連そうした中、真に世界水準の研究活動を展開する分野が本学にも存在しています。その一つが、理工学部前川教授が率いるバイオ・ナノエレクトロニクス研究です。本研究は平成一五年(二〇〇三年)、文部科学省の二一世紀COEプログラムに採択され、その後、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業等に次々と採択され、優れた研究成果を持続的に発表し続けています。研究論文の平均インパクトファクターは、三・〇を数えており、世界有数の研究拠点といって問題ないでしょう。ノーベル賞受賞者のハリー・クロトー教授、ジョン・ウォーカー教授、および世界各国の卓越した研究者等と共同研究を行い、同時にこの分野での世界の超一流の研究機関(オックスフォード大学、携にも力を注ぎ、島津製作所、堀場製作所、日本電子らとの連携を推進しています。この研究活動を基盤に、平成一九年に大学院学際・融合科学研究科バイオ・ナノサイエンス融合専攻博士後期課程を設立し、その後、平成二三年、同博士前期課程を設東洋大学の現在と未来 ―国際化を目指して―  24

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