東洋大学史ブックレット14
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キャンパスの取得とそこでの二一世紀という時代を展望した新学部の設置を実現しました。この功績なくしては今日における東洋大学の発展はなかったと言っても過言ではないでしょう。以来、法人と教学の連携の下で発展を続ける東洋大学は、平成二四年一一月二三日には創立一二五周年を迎え、第四二代竹村牧男学長はその式典の席上、学祖井上円了の建学の精神を再確認するとともに、東洋大学の社会的使命を明言し、東洋大学の新たなる次の時代への飛躍の志を未来宣言「哲学すること」として社会に対して高らかに訴えています。本編では、基本的には、二一世紀、すなわち平成一三年以降、平成二五年までの間東洋大学はいかなる歩みを経て発展をしてきたのかを辿ってみることにします。学校法人東洋大学の設置する学校には附属牛久高校と姫路高校があり、昭和二五年に設置され、平成一三年三月に閉鎖された東洋大学短期大学がありました。また平成東洋大学の歴史 ―戦後編Ⅱ―   4

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