して高く評価されるべきものです。平成一八年に就任した松尾友矩学長は、この時、東洋大学が第一回目の認証評価を受けてから既に一〇年の日時が経過していることに鑑み、平成一九年度に大学基準協会の認証評価を受けることを発意しました。平成一三年に大学基準協会が新たに公表した『新構想の大学評価に関するアクション・プラン―「大学評価の新たな地平を切り拓く(提言)を受けて」―』の公表以降の大学基準協会の認証評価では、教学事項だけではなく、法人事項の自己点検・評価も求められています。このため、法人・教学全体を包括して自己点検・評価の円滑な遂行の支援と調整作業を行うための組織が必要となり、新たに教学担当常務を本部長とし、学長を副本部長とする「大学評価統括本部」が同年四月に設置されました。これに伴い、事務分掌規程も改正され、事務局内に大学評価支援室が設置されました。この自己点検・評価の作業結果は、平成一九年四月に『大学基準協会大学評価(認東洋大学の歴史 ―戦後編Ⅱ― 32
元のページ ../index.html#36