東洋大学史ブックレット14
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八学科を新たに六学科に再編しなおして設置されました。旧工学部には、機械工学科、電子情報工学科、応用化学科、環境建設学科、建築学科、情報工学科、コンピュテーショナル工学科、機能ロボテイックス学科がありましたが、これを、電子情報工学科を電気電子情報工学科に、環境建設学科を都市環境デザイン学科に、それぞれ名称変更するとともに、新たに理学系の生体医工学科を加えた六学科体制の理工学部が誕生することになりました。工学部にあった情報工学科とコンピュテーショナル工学科は新たに設置された総合情報学部の母体となり、発展的に解消をしました。このような定員増を伴わない新学部の設置と縮小再編による理工学部が設置された背景には、当時の工学部の受験者数の著しい減少傾向とそれに伴う弊害を食い止め、工学部の起死回生を図るという意図がありました。 三 学部・研究科等の設置21

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