東洋大学史ブックレット14
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引後)は約一・七倍超となっています。ちなみに、平成二一年度より行われている長期優先債務に関する外部評価機関である株式会社日本債権格付研究所(JCR)の評価では、東洋大学は六年連続して二一段階中の上から三番目の「AA」(ダブルAフラット)に位置づけされ、「安定的」との評価を受けています。先に記したストックの視点をもう少し詳しく土地と建物といった具体的な資産内容の変化として見てみましょう。平成二年六月から着手された白山キャンパスの再開発工事は平成一五年四月の五号館の竣工をもって一応完了していますが、平成一三年度以降、教育、研究施設の充実拡充を目指して東洋大学は積極的に設備投資を行っています。平成一三年度期首から平成二五年度期末までの間に東洋大学の有する土地と建物は、教育、研究施設の充実拡充や学部増設等に伴い、それぞれ、約五五八、〇〇〇平方メートル、二〇一、〇〇〇平方メートルから七九七、〇〇〇平方メートル、二九七、東洋大学の歴史 ―戦後編Ⅱ―  10

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